2010年9月 4日 (土)

真っ直ぐに見つめること「Mコレクション最終」

2008年1月にM氏から「ポスター置かしてもらえませんか?」と言う一言から
早2年半。
実に真面目に彼なりに一ヶ月に一回変えると決めて、素晴らしいコレクションの数々をお店に飾って頂きました。

わたしも大変趣味の良いポスターに「すごいなぁ」と感心する日々でした。
残念ながらフランス映画にはあまり興味も無く、持ち込まれたポスターの映画を一度も観ていない不届きモノです(笑)

ポスターを選ばれる感性は素晴らしく、観ていないわたしも素晴らしいと思いました。

先月、M氏からしてみれば唐突だったとは思いますが、
「ポスターを一旦お休みして下さい。」とお願いしたのです。

以前から、自分の中で「原点に戻らなきゃ」という気持ちが大きくなっていたこともあり、
思い切ってお願いしました。

先々月のポスターはCinema Paradiso『ニューシネマパラダイス」でした。
これだけは少し観たことがあります。
ただ、みんなが絶賛するほどの感動を覚えなかったという記憶だけがあります。

過去の回想はその個人にとっては蜂蜜のような甘い妄想ではありますが、
第三者にとってはそれほどそそるものでは無い様に思います。
それだけ難しい題材だともいえますから、素晴らしい評価も一理あると思います。



201009
そして先月のポスターは「ロリータ」でした。

2010
思わず谷崎の「痴人の愛」を思い浮かべてしまうタイトルでした。
が、個人的にはまたこの映画を観ていないので何ともいえません。

わたしはこのポスターが一番好きですね。


ポスターを新たに額装して、しかも京都まで持ち込んでまた取りに行かれるという労力は計り知れないものだと深く感謝しています。

本当に有難うございました、Mさま。
また、気が向いたらわたしのことなんで「ポスター再開しましょ」と勝手なこと言うかもしれませんが、
今はこのまま、あのオープンの頃の真っ白でいたいのです。



オープンの頃のわたしは真っ白な壁を背に立ちひたすらにひたむきにお客さまを見つめていました。
人というものは、時間が経ったり色んな経験を積むと「真っ直ぐ見る」ということをしなくなりがちです。
わたしはただ真っ直ぐに見つめていたいだけ。
一個のことしか出来ない不器用なわたしが、一個のことも出来なくなった時に原点に帰り、
真っ白にしたくなるのです。

ここはわたしの箱だから。
あのカウンターの向こうはわたしの領域だと思うからです。
そして、カウンターはお客様の為のもの。
凛として、時には泣きそうになりながらも、毅然として立っていたいのです。

そうは言いながらも、本当に数々の気持ちに支えられていると日々感謝しています。

沢山のポスター本当にありがとうございました。

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2010年9月 1日 (水)

9月のお休みのお知らせ

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9月のお知らせです。

6日・13日の月曜日がお休みです。

宜しくお願い致します。

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2010年8月29日 (日)

あなたがいいと言うならそれが一番

2005年にこのお店を開店させる準備に入りました。
その頃、わたしは建築の方を探しまくっていてあるホームページを見つけてそこの方に会いにゆきました。

WARMS 株式会社プラネットリビング

そこの会社の前を毎日一年間、彦根から堅田まで通っていたわたしは「あ、ここだったんだ。」と妙な親近感を覚えたのです。

秋村氏と打ち合わせが始まり、ある日一枚のデッサンを見せられました。
「あのねぇ、この前新幹線の中でこんな感じかなぁと思って書いてみました。」と。
そのデッサンはお店のデザイン。
この時に「この人に頼んで間違いは無かった。」と確信したのです。

最終段階で、彼はとてもわたしに気を遣ってくれて色んなことを確認してくれました。
その時にわたしは彼に

「あなたが選んで良いと思ったのなら、それが一番良いんです。」

と言い切りました。
わたしが選んだ時点で秋村氏の仕事を信頼しているということです。
そこには、「わたしが選んだ」という最初の選択があるのです。

餅は餅屋ということわざがあるでしょう、その通りなんです。

それ以上のお仕事をして頂いたと五年の月日が過ぎた今でもそう思っています。
あの走り書きのような手書きのデッサンはわたしの宝物の一つになりました。

そして今回の広告のお仕事も同じ。
「G」の宮元氏にはパンフや年賀状やお名刺をデザインしてもらってます。
わたしの要望は「こんな感じね。」とキャッチコピーだけ。

バランスを気にする彼は何度も修正を加えて完成させてくれます。
今回も最終、「あなたの言うバランスで行きましょ、それが一番。」と言いました。

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わたしの中での「お店」という位置は「お客様に都合よく使って頂く」という他の何者でもないと思っています。

都合が悪けりゃいらっしゃらないし、都合が付けば来てくださる。
連絡先の交換もしないので、「来てねメール」は送れないし、そういう営業姿勢をとっていません。
オープン当初は「何で携帯番号教えへんの?こんな営業もかけない店2年ともたへんよ。」と言われることも有りました。
女の子の番号を教えて営業をかけることを強要されることもありました。

そういう意見にはびくともしませんでしたが、そんな中で
初めに心配して下さった方の言葉は深く、胸にしまってあります。

それでも、ただ帰り際に「またいらして下さいね。」とお見送りすることだけしかしていません。
とても切ない一瞬ですね。

ただただ来る人を待つ。

Samurai girlはそういうお店です。
そして、「わたしが選んだ」という自信の元に毎日お客様に接して行きたいだけなのです。


だって、わたしが選んだことにきっと間違いはないのですから。

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2010年8月24日 (火)

四年四ヶ月ぶりの広告

明後日、フリーペーパーに弊店の変な広告が載ります。

四年と四ヶ月前にお店を開店させてから、久しぶりの広告です。

この四年間ちょっとの中で何が変わったのかと聞かれると、「実は何も変わっていない」という返事しか出来ません。
変な広告にはその変わっていない気持ちだけがあります。


前のお仕事でも極力「広告」をしない集客を目指して来ました。
それでも、今のお店よりは定期的に宣伝広告は入れていました。
この前の上野のイベントでcifaに
「cayoさん、イベンターになったら!?」なんてお褒めの言葉を頂戴いたしましたが、
なかなかどうして、本人は苦手だと感じているのです。

先日もAYAのお別れイベントでかなり冷静にはっちゃけてしまい、
あるお客様からは「飲んでるんか!?」なんて驚かれておりました。


飲まなきゃやってられないのはお客さまサイド。
飲まずに愉しんでもらうのがこちらサイド。
これが接客の基本だと思っています。


ただこのお商売、所謂「水商売」というカテゴリーで生きてるわたしとしては、
水は流れなきゃ腐ってしまうというのが信条です。
常連さんもchance gest の方も入り交ざってこそのお店作りだと思います。


取材とかでは雑誌に載ることもあり、それも日ごろから支えてくださる皆様の後押しのお陰だと感謝してきました。

四年と四ヶ月ぶりの自分発信。
長すぎたかもしれません。


それでも、「受身」である商売だと思っています。





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2010年8月18日 (水)

for You and for Me

I carry your heart with me.

I carry it in my heart.
I am never without it.
Anywhere I go,you go,my dear.
And whatever is done by only me. 
Is your doing,my darling.

I fear no fate.
For you are my fate,my sweet.
I want no world,for,beautiful. 
You are my world,my true.

Here is the deepest secret no one knows.
Here is the root of the root.
And the bud of the bud.
And the sky of the sky of a tree called life  
which grows higher than the soul can hope
Or mind can hide. 

Is the wonder that's keeping the stars a part.
I carry your heart. 
I carry it in my heart.

あなたの心と共に 私の心を重ねて
決して離すことなく 私が行く所 あなたも共に
私のすることは あなたのすること
いとしい人

運命など恐れない あなたが私の運命だから
世界など欲しくない  あなたが私の美しい世界だから
誰も知らない深遠なる秘密

起源の中の起源
未来の中の未来

大地に育ちゆく人生という木 魂の飛翔 理性の畏れより早く枝を延ばす
空に星がきらめく神秘のように
あなたの心と共に  私の心を重ねて
誰も知らない深慮なる秘密

あなたの心と共に
私の心を重ねて






EEカミングスの詩です。
以前、本屋で立ち読み程度に手にとって「ふーん」って感じでしたが
何故か気持ちのどこかに残ってました。

映画の中でこの詩と再会したんです。


昨日、すごく心配なことが起こり一段落したのですが、
今の感情はカミングスの詩に要約されてるような気がしました。

タイムリーな瞬間ですね。
心配ごとは色んな方の協力によって何とかなりましたが、
そのことを通じてスタッフがより成長していければ良いと思います。

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2010年8月16日 (月)

AYAお別れパーティ「願えば叶う」

昨日はお休みで午後まで「ヒストリーチャネル」の戦争特集に釘付けで、夕方ウトウトしていたところへ「一博」蔵元から電話が・・・。

「今日はcayoさん、お店してはります?」
この蔵元何故かいつもお休みに限って電話してくれはります。もう何回も泣く泣く断っていました(笑)

でも、ご一緒の方が去年の上野イベントのお客さまと聞いて「一人ゲリラオープン」を決心してお店に向かいました。
一博さんには初回の十六夜の会で本当にお世話くださって、素晴らしい方です。
素晴らしい人が造るお酒は美味しいのです。

一博さんたちと楽しくお話していると、一通のメールが届きました。
久しぶりの方で春から少し問題があって連絡が来ないことに淋しいなぁと思ってはいたものの、こちらからは連絡できないでいたのです。

素敵な内容で9月の終わりにお会いできそうだと書いてありました。

結構アグレッシブな性格だと思われることが多いのですが、
どうもお仕事以外での自分発信が苦手なことが多いので驚かれることもあります。

ただ、その方とは繋がっていたいと漠然と思っていたのでとても嬉しいのです。


「願えば叶う」

どんなカタチで離れても、心の中に「繋がっていたい。もう一度逢いたい。ここに行きたい。」という想いがあるのであればきっとその願いは叶えられると信じています。
その想いが純粋であることが条件ですが。。。
純粋とは時に誤解という厄介な現象を生み出します。
その誤解が解けた時に、願いが叶えられるような気がするのです。

その方と一博蔵元と京都で飲んだことがあります。
偶然ですがこれもご縁だとしみじみしてしまいました。

一人でお店を開けて良かったと思ってます。
今度、9月に京都でお会いする時は「一博」をぶら下げて行くつもりです。

Kazuhiro
そして、先日スタッフのAYAが最終日を迎えいよいよアメリカに旅立ちます。

そこで、誠に勝手ながら
8月21日土曜日はお別れパーティのため、貸切です。

参加希望の方は前もってご連絡頂けると有り難いです。

彼女の右往左往の願いはとうとう叶えられます。
先日は彼女のお母様とおばあさまがわざわざお礼を言いに会いに来て頂きました。

変なガールズバーだなぁと我ながら思ってしまいます。
硬派というか、何というか、家族ぐるみとは違う温かさがある。


願えば叶う。
これ、本当です。

その為にお店を開けて「待っている」のでしょうね。

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2010年8月10日 (火)

適切でテキトーな空間

ここ最近、お店の空気について考えることが多いです。

私の前職は「カラオケ屋さんの店長&飲食店のマネージメント」でした。
その職は10年ほどで、それ以前はスポーツ関連のお店の運営に携わっていました。
まぁ、どちらもお客様と蜜に接する機会が実は少なかったのが事実です。

このお店を開店させる時に「適当な空間」を作りたいと思っていました。
適当に真面目な話をし、適当に馬鹿をする。

最近はどうも真面目が多いような気がして「これじゃあ、駄目ね」と思うのです。

クダラナイ話をしたりすることって気持ちイイと思うのは私だけでしょうか。
本当の真面目を知ってる大人は実は自分が如何にクダラナイか知ってる人だと思うんですね。

だから、時々「水を掛けちゃう」んです。スタッフに。
本当に水を撒き散らすんで、驚かれますがスタッフは「楽しい」って言います(笑)

ここにも何だか解んないような小難しいことを書くことが多く、
それはそれで本当のことだから仕方が無いのですが、本来のお店作りという点においては
それで良いと考えています。
ただ、最近はお店が真面目方向に振りすぎて面白くないと感じます。


一応禁止事項の下ネタも「キャラが合っていれば」OKなんです。
その人が大人であるなら自分のキャラを知ってるはず。
気持ち悪いと感じるのは笑えない下ネタでしょ。

テキトーで下らなくて、でも適切な場所。
もう一回そこに帰ろうとしています。


だから、ある程度「大人の常識」を持ったお客さまが多いのです。
たまに「レッドカード退場」を言い渡さなければならない時もあります。
でも、受け入れる側にも受け入れる範囲が存在するので仕方ありません。




そんな感じで原点回帰です。

Img_0669_2 *この画像は三周年の時のものです。場所が違います。スタッフも入れ関わってます。あしからず*

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2010年8月 7日 (土)

その背景はいつも見えにくい「不老泉 渡舟 山廃 純米吟醸」

その人の外見だけでは計り知れないことが沢山あります。
言葉だけでは解らない出来ごとにも出くわすこともあります。

「本当はこう伝えたかったのに。」と思うことは日常的におこります。

お店も、お酒造りも、どんな仕事も、きっと「想い」はいつも同じだと思うんです。

『滋賀のお酒は濃すぎるから苦手』
この言葉は幾度と無く聞いてきましたが、その方は最近の滋賀のお酒を飲んではれへんことが往々にしてあります。

「思い込み」と「イメージ」って怖いもの。
実際に触れてみないと本当は解らないのに、それに囚われがちになってしまうのです。

造り手の努力により、その作品は常に進化していくのです。
ですが、その背景は見えにくい。
良くも悪くも「作品とうわさ」だけが先走りすることがあるのです。

その時々のお酒の的確な情報を伝えるのが私の仕事だと思っています。


ただ、日本酒が身体に合わない方に無理にお勧めすることはありません。
「美味しい」と感じる方が飲んでこその対価だと思うからです。
日本酒を飲まない方にも「空間」としての対価だったり、
焼酎やその他のお酒や会話や可愛いスタッフとのふれあいも愉しみの一つではないでしょうか。


滋賀県ではここ数年「渡舟」という酒米をつかって仕込んでいます。
山田錦の親米の復刻米です。
非常に解けやすいので、仕込みにも苦労があると思います。

そんな苦労なんて知らん顔で、さらっとキレの良い山廃が人気を得ています。
「これ本当に滋賀のお酒!?」という驚きの声と共に。

逆転の山廃。プロフェッショナルな一本です。

2_2不老泉 無濾過生原酒 滋賀渡舟6号 山廃純米吟醸 : 上原酒造

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2010年7月28日 (水)

☆8月の営業のお知らせと重要なお知らせ☆

8月1日より弊店は予てからの『ご紹介制』を廃止致します。

「何で???暇だからなの?まぁまぁお客さん入ってるのに。何でまた?」
って声もまま有りますが、ある時に常連さんの一人のお客様に何気に奨められた本がありました。

「加賀屋のこころ」という本に感銘を受けたらから、ママさんも読んでごらんってお話をしてくれはりました。

その頃の私は色んなことに悩んでいて、まるで泥の中を長靴で歩くように前に進めない状態でした。
「この長靴を脱いじゃえばいいのに」と自分で思いながら、その勇気が無かったのです。

未だ「加賀屋のこころ」は読んでいない不届きモノですが、その本の中身を想像してしまいました。

私はそろそろ長靴を脱がないといけないと感じました。
実はもともと要らなかったのかもしれません。
しかしながら、形態を変化させると往々にして「ポリシーがぶれた」と指摘されがちです。
私の心の根底にある想いは常に同じです。

それは人に対しても、お店に対してもそうです。
変化することは、時に根底の部分がぶれないように変化することも大切だと気が付いたのです。

先日、その方がご来店された時に「紹介制止めますね。」と言うと、
「それは、良かった」とだけ笑顔で答えて下さいました。

今後は開店当初に立ち返り、より沢山の皆様に愛されるように一層の精進に努めたいと思っています。

世界的にも評価されつつある「滋賀の日本酒」をより多くの方に、
日本酒に興味のない方もこの空間で日々の疲れを癒して頂ける様にと願っています。



さて8月の営業のお知らせです。

お休みは
15日(日曜)・16日(月曜)・22日(日曜)です。


皆様のお越しをお待ち申し上げております。







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2010年7月21日 (水)

出会いと別れ

昨日、夕方に久しぶりの友人から電話が入り「あら、久しぶりね。」と出たら
「○○さんが亡くなったんや、お前知ってるか?」と・・・。

その方との出会いは二十歳の頃。
会社を経営してはったその方に私たち若造は非常に面白がられ、
久しぶりにお会いする度に
「CAYOちゃん、不細工がマシになりましたねーいつも可愛いねー」と意味不明な言葉でからかわれていました。

享年68歳。知り合った当時は今の私と同じ年だったんだと初めて知りました。


「この世は別ればかりだ。」と誰かが言ってました。

あとどれぐらい頑張れるのか解らないけれど、今年ある時に
「我慢し過ぎない。したいと思うことをしていく、他人に迷惑掛からないように。」
そう強烈に感じたことを覚えています。

好きなことを好きだと言い、
駄目なことに目つぶらずに、
今したいなって思ったことをしてゆく。
ありがとうと、
ごめんなさいと、
愛してる。

それだけ言えれば何とか道が開けてゆくのだと言い聞かせながら。

今日出来ないことも、きっと明日の為にとって置くんだって思えば気持ちが楽になるもんですから。














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2010年7月19日 (月)

あっぱれ鮒寿司オフ会と自分流生き様

Photo 7月16日に弊店にて「鮒寿司オフ会」が開催されました。
主催者の富岡氏はご自分で鮒寿司を漬けてはって、今回お客様のご紹介でうちでの開催を決めてくださいました。

打ち合わせにご来店された時に実は私の近所(歩いて3分)に住んではることが判明。
わざわざ「旧浅井町」から二人して彦根での打ち合わせとなったのです。

当日は滋賀のお酒の飲み放題と持ち込まれた「鮒寿司四種」と、「鮒寿司アイス」で非常に盛り上がりました。

浅井からのご参加の方は子供の頃から存じ上げている方で、去年の長浜あざいあっぱれ祭り 実行委員会会長のT氏だったのでさらにテンションがあがりました。Photo_2

何より、この会で初めて弊店にいらして下さった方々がみんな素晴らしい方ばかりで、この会に感謝したいと思います。
有難うございます!

お酒で特に好評だったのは、「大治郎 純米吟醸 迷い酒」「浪の音 超辛口 純米酒 ええとこどり」「不老泉 渡船 山廃純米吟醸」等です。

皆様一様に「滋賀の酒がこんなにレベルが高くて美味しいとは驚きだ!」と言ってくださいました。


それぞれの「鮒寿司とお酒」の愉しみ方があり、中盤には鮒寿司の飯(いい)をてんぷらにしたりして、またそれをバージョンアップさせてパン粉で揚げてみたり、本当に勉強になるやらでワイワイとさせて頂きました。

またこの会で何かお手伝いさせて頂ける事があれば幸いだと思っています。

そして、昨夜は急に一本の電話が携帯に入りBar Thistle さんのマスターのご紹介のお客さまとの出会いがありました。

定休日をチェックする為にこのブログを読んで下さり「池田さんとかフランクルとか僕も共感します」とお話してくださったのです。

私にとっての哲学とは「生き様」だと思うという変なお話を聞いてくださった御両名に感謝です。


先日長いお付き合いの方に「あなたの生き方はまるで、カーブしている道をわざと真っ直ぐ走るトラックのように、傷つきながら真っ直ぐ走ってる。曲がれるのに曲がらない。全く器用だよ。」と言われました(笑)

ずるく生きれる人は自分がずるいとは思っていないでしょうし、
下手くその人生でも、それはそれで良いのです。

ただ、自分の招いたことは自分で解決する。
最低限、他人の領域を侵さない。
よしんば侵したとしても自分だけ泣いていれば良いと思うのです。


お酒を造る人もその生き様がお酒に現れます。
会社を経営している人も、その下で働く人も「それぞれの生き様」を見せながら働くのです。

と、堅いお話ばっかりしていたので「うちは堅い話か色気のある話かの二つしか有りません」と言うと笑って下さいました。


そして、一つ論語を教えて頂きました。
「之(これ)を知るものは、之を好む者に如(し)かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず。」


何かを知り、好きになる。好きになれば愉しいという意味ですが、
そこにはもう一つ「吾唯足るを知る」と言う言葉も必要な気がします。

*嗚呼、また小難しいへんちくりんなことを書いてしまいましたが、本人は相当の馬鹿ですゆえ御安心くださいませ。




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2010年7月13日 (火)

愛智あるSAKE

わたしが池田晶子氏の著書に巡り合ったのは、このお店を開店させる前の年でした。
40歳になろうとしていたわたしは、ブックサーフィンをしていて偶然「41歳からの哲学」という本を手に取りました。

池田さんは46歳の若さでお亡くなりになっています。

そのずっと前にヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」という本をわざわざ取り寄せて(当時は本屋さんには置いていなかった)読み、深い感銘を受けていました。


哲学というと小難しく聞こえますが、ただ簡単に言ってしまえば『般若心経』のようなもので(簡単でははいでしょうか)この世を生きてゆく上での「愛智」だと思っています。

よく人に「考えすぎた」と指摘されます(笑)
それは時と場合によっては非常に突き放したような言葉に取れます。
何も考えず、何も悩まない人なんてこの世に存在しないと思うからです。

毎夜、「楽しい」を提供する側に居るのですが、何故人は「楽」を求めるのか。
それはその影に必ずそれぞれの「苦しみ」が存在しているからなのです。
忘れたいと思う事柄も何らかの病気にでもならなければ、忘れることは有りません。

それを忘れるために「酔う」のです。
それを忘れないために「酔いに任せて語る」のです。

言葉が存在し、通じ合う感情を認識するということは一瞬の幸せ。


たとえそこに、かつて深い溝があったとしても、人が言葉(ロゴス)を持つ限りはその溝を埋められることもあると思います。

「41歳からの哲学」
その本は誰かにあげたように記憶しています。

わたしの中で「考える」=「病む」ということにはなりません。

お酒も今年のお米はこうだからと考えて皆様に愛されるように蔵元が作っています。
モノづくりは先ず「相手を想い考える」ことから始まるのだと・・・。

どうぞ、日本の滋賀のお米の味に酔いしれて幸せなひと時をかみ締めて下さいませ。


*小難しいことを書いてる日本酒ガールズバーのオーナーですがお店はユルユルですのでご安心ください*

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2010年7月10日 (土)

”改めてという作業”そして「不老泉参年熟成」

昨日は金曜日にも関わらず、とってもまったりし過ぎた店内で思い切って「ミーティング」を致しました。

お客様へのサービスのあり方、これからのお店のあり方、私を含めての反省すべきところetc・・・。
話し出したら止まらない女子トークでした。
全くの男子禁制(オカマならOKか飲食店関係者)なら参加歓迎という状態で。

新人の女子が「日本酒飲んでみたいです!」という嬉しい申し出に、わたしのお勧めを次々に出しました。
不思議なもので全く日本酒を飲んだことも無い若い女の子でも、
「あ、この味は舌に残ります。でも、こっちはかーっと来るけど無くなります。」というのです。

「それを”キレ”というのよ。」と言うと嬉しそうに「これが店長の言ってるキレなんですね」とご納得。

別に若い子に無理に日本酒を飲めという強制ではないのに、そこに「興味」があって飲んでみたいという能動的な発言が素晴らしいことだと思います。

ある子は「大治郎が凄く美味しい」と言い、「七本鑓が好きです」と言う。

上野のイベントの打ち上げでも「日本酒って美味しいですね」と言ってたスタッフがいました。


『改めて』という作業。


人は忙しい時や混沌としている時には色んなことを忘れがちです。
モノゴトの本質を知りながら、ただ忙しければ結果オーライにしがちです。
忙しく無くなった時にその本質はむき出しで襲い掛かって来ます。
そんな時にこそ、立ち止まって、

『改めて』という振り返りを行ってきました。
その本質から逃げないように。

クラスタのような間違いは日常的に起こります。人はそれを蓋する作業を優先しがちです。
何が駄目で何が良いのか。それはその「箱」それぞれで人の真似をしようとしても無理なこともあります。
だからこそ、自助努力を怠ってはいけないのだと思います。

可愛い若いスタッフはわたしを助ける三銃士のようなもの。
ナイトの称号ではなく「レディの称号」を授けたいぐらいです。

小さいお店も、
中小企業も、
大企業も、
農業も、
そこに従事するものの頭がその本質に向き合ってこそ、行くべき道しるべを知ることが出来るのだと信じています。

私たちが出した答えは「改めてお客さまの楽しみに想いを馳せる。」ということでした。


そして「改めて不老泉参年熟成」をスタッフに勧めました。
程よい酸味と初対面の衝撃のようなパンチある味、その後はサラッと何も無かったかのようなキレ。

山廃仕込の参年熟成の深い味わいに酔いしれてみては如何でしょうか。
Photo_2 上原酒造「不老泉 参年熟成 山廃純米」

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2010年7月 7日 (水)

人徳と人望と「金亀白80」

先日、鳥取から驚きのお客さまがご来店されました。
あの「水木しげるロード」を作った大元の人。
妖怪になりそこなったらしい男、黒目さんです。Photo

何度かTVのインタビューで拝見していても、名前までは覚えていなくて、お連れの方が「水木ロードを作った人だよ」と教えていただき、
「あ、TVに出られてますよね。」とお話に一気に花が咲きました。

この方はとても素直に色んなことをお話してくださって
「僕の名前を検索すれば色んな記事にぶち当たります。でも、僕はそれすらも受け止めてるんです。」と言うてはったのが印象的でした。

生まれ以って「人徳」のある人を見かけることがあります。
でも、その「徳」は色んなシーンで使われると無くなってゆくものだと思います。
だから、その徳を持つ人は徳が減るということを認識しなければ、やがて人が離れてゆく危険性があると思うのです。

一方、「人望」のある人はその積み重ねた「モノ」が全部無くなっても「人の望み」を持っています。
これだけは、その人が他人に対して行ってきた「コト」の積み重ねなので減らないのです。


黒目さんは人望のある人ではないでしょうか。
「ゲゲゲの鬼太郎」という一旦スポットライトから遠ざかっている作品にもう一回光を当てたのですからね。
その結果はそこに訪れた人だけが感じる「楽しみや希望」なのでしょうから。


滋賀の日本酒の中で変わった味を醸し出している逸品があります。

「岡村本家 長寿金亀 白80 純米酒」

Img_1409_2 
ここの蔵元も非常に「人望」のある方で、色んなことに情熱を傾けてはります。
食前酒としては最高の甘い香りがします。
その甘さとは正反対夏の夜の花火のようなキレもあります。

美しくも儚い花火の夜にどうぞ。








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2010年7月 2日 (金)

上野で出た悪いクセ「AYAの旅立ち」

昨夜スタッフのAYAとお話しをしていて上野でのホテルの部屋の話になりました。
「店長、超プライベート空間作ってましたよー。人見知りするってのが解りました。」と。
改めて言われると変な感じですが・・・。

お着物を着付けたり、
市田邸に入ったり、
字を書いたり、
打ち合わせをしたり、
開始一時間半前になったり。

そうしないとスイッチはOFFのまま、頭の中では違うことがグルグルまわります。

だから、スタッフには本当に感謝したいと思います。
このONとOFFのスイッチを何処で入れるか解らない地雷のようなわたしに
日ごろからついて来てくれるんだから。

ありがとうございます、ひよっこの皆さま。


新人が3人入ってきました。
新しい人とはなかなか話さないというか、話せないのですがそのうち慣れます。
安心して下さいね。

新人に話さないことを前の会社の元部下が来店していて
「まだ、新人人見知りしてるんですか?!」と驚いていました。
それを聞いたAYAはわたしの第一印象は「冷たい人」だったと笑っていました。



そんな、人見知りのわたしが漸くスタッフAYAと色んなお話が出来るようになった矢先に
彼女の予てからの海外留学が決まり、この9月に日本を発ちます。
その報告を聞いて「淋しい」と言う前に「おめでとう!嬉しいね。」と言いました。


I will miss you.

それはAYAが帰ってきた時に言いましょうか。淋しかったとね。


上野のお部屋でAYAが別のスタッフに
「店長のことが好き過ぎてどうしていいか解らない。」
と言ったのを聞いて、100倍愛おしくなりました。
上野でのホテルの「超プライベート空間」はまんざら悪いクセでも無かったようです。


AYA。
いったいどの位の時間留学について話し合ったのか、長すぎて覚えてないね。
「時期と縁があれば必ずすんなり行くからね。」と話していましたね。

好き過ぎて解らないのはわたしも同じ。どうか、後僅かみんなに愛されますように。
そして、自分の夢に向かって元気で頑張れますように。




Aya



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2010年6月29日 (火)

七月の営業のお知らせ

七月の営業のお知らせです。

19日(月曜日)はお休みです。


宜しくお願い致します。


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2010年6月27日 (日)

人が創り出すもの

一見、はっきりしてそうに見える人ほど内面はいつもざわめいていると思います。
ご他聞にもれずわたしもそういうタイプです。

ただ、ひとつだけ言えることは
「人」であるが故、失敗もするのだろうし悩みもする。
人は厄介な生き物で「本能」だけではなく「言葉」を持っています。

伝えきれない感情も伝えたい感情も何故か行動よりも言葉が先行しがちです。

よく人に「気を遣いすぎた」と指摘されることがありますが、先日お客様とお話していて
「嬉しいから気を遣ったり、気にかけたりするだけですよ。」と話しました。


わたしのお商売は「待つ」ことが基本です。
いくら待ってもこない時もあります。
それでも、ただひたすらにひたむきに待つのです。
本能に左右されながら、自分の感情とは裏腹な言葉を発しながらも。

内面と向き合った時に己の醜さと不甲斐なさに落胆することもあります。

そうは言いながら「笑顔」で待つのです。

6年前に大変可愛がって頂いていた社長さんが癌に侵されながらも、わたしに向かって
「あなたはその笑顔で全てを乗り越えてゆける。」と最後におっしゃって下さいました。
その言葉をかみ締めながらも、悩む日々の方が多い未熟なわたしです。

ひとつだけ思うのは、人はそんなに簡単に情熱を傾けたことに対して割り切れる筈はないと言うこと。
割り切れるのなら、そこには愛も情もなかったのではないでしょうか。

しかし、それは内面の問題。そんなことにお構い無しに冷徹に時間だけが刻まれてゆくのです。

そんな日々の葛藤の中で素晴らしい逸品に出会いました。

「大治郎 山廃純米 よび酒」 入り口は優しく、潔いキレ。
蔵の個性を残しながら、もう一度逢いたい人の様な飲み口に仕上がっています。
このお酒、大治郎はちょっと・・・という方が驚いてくれはります。

人はこうして情熱を降り注ぎ創り出してゆのでしょうね。
是非、どうぞ。

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2010年6月22日 (火)

愛しき人へ

滋賀から荷物を運び、東京までの道のりの中で多くの人に支えられていると痛感しました。

先ず「増本藤兵衛酒造場」の増本さんには行きも帰りも運転してもらい、市田邸でも準備を手伝って頂きました。

Banana Stageの森谷さんも機材を持ち込んで一緒に来ていただきました。
アートパネルの展示はこの人なくしては時間が3倍かかったと思っています。

そして、けんちゃんとけんちゃんの奥様も本当に打ち合わせの段階からこの会の成功を一番想ってくれていたと感謝しています。

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今回、この会にはお酒関係以外の方の協賛を頂きました。
アートパネルを提供貸出ししてくれはった井上仏壇店の井上社長は「滋賀の催しを何らかの形で後押ししたい。」と言ってくださり、非常に美しいアートパネルが市田邸の床の間に飾ることができました。

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また、花しょうぶ通り商店街の「しょうぶ屋」の目加田社長も快く協賛してくださいました。

そして、今回歌を歌ってもらったCifaとの縁の元は、わたしが23歳から父親の店を任されていたときから可愛がって頂いてる TERRY・FUSO・YOSHIDA氏がもたらしてくれました。

Cifaにお願いしたのは昭和の歌謡曲。そして、彼女のオリジナル「道」の四曲でした。

「港の見える丘」「星影の小径」 「逢いたくて逢いたくて」 Cifaオリジナル曲「道」

実は3月にとても素敵なバイオリンの方に演奏を依頼していましたが、急遽事情がありキャンセルになってしまいました。
その少し前から、今年のイベントについて開催を延ばすか断念するかの瀬戸際におりました。

でも、ある時にある方のDVDを見せてもらった時に心に固く「今年も頑張ろう」と誓ったのが本当のところです。

そして、直ぐにCifaに電話をしたところ、彼女は二つ返事でOKしてくれたのです。

「十六夜」は「ためらい月」とも言うのですが、私はいつもためらってばかりで、それでも協力してくれる人に支えられて今日生きています。

「十六夜の月」は満月の十五夜が少し欠けた状態の月のことを言います。
自分が欠けていること。
相手も欠けているからこそ愛おしいのだということ。
ものづくりも、未完であるからこそその作業は続いてゆくのだということ。

お店を開店させるときに何故かクリムトのヌーダヴェリタスの絵を貼り付けて、事業計画書をそのまま銀行に出しました。
そこに「万人に好まれようとすることは罪悪だ」というシラーの詩を添えて。

広くみんなに愛されることや愛することは、本当のところでは、少数の人たちの満足から始まるという意味です。
ひとりの人を想い作ったものが、やがて皆に愛される。

たったひとりで良いのだと思うのです。そこから道は開けてゆくのだと思います。
私はこのことを「Active minority 」という言葉と共に出会いました。



愛しき人へ

たくさんの感謝といっぱいの愛を込めて

近江十六夜の会 今年はこれにて終宴でございます。

新たなるテーマに出会い、人に出会い、来年も皆様にお会いできますことを切に願っております。



ありがとうございました。


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2010年6月21日 (月)

十六夜の会「出品酒」

「近江十六夜の会」には12蔵のお酒を出品致しました。

Img_1404_3   喜楽長 大吟醸 能登杜氏芸  喜多酒造

Img_1402_3   花嵐 純米大吟醸 斗瓶取り マキノ産山田錦  吉田酒造

Img_1409_2 長寿金亀 白80 純米酒  岡村本家

Img_1401 七本鑓 中取り純米酒 山田錦  冨田酒造

Img_1405 なみのおと 純米大吟醸 備前雄町  浪乃音酒造

Img_1400 北島 木もと造り 純米酒 吟吹雪  北島酒造

Img_1406 不老泉 杣の天狗 純米吟醸 木槽天秤搾り 生原酒

Img_1407 大治郎 山廃純米よび酒(みず) 畑酒造

Img_1410 松の司 FIFA WORD CUP 純米大吟醸  松瀬酒造

Img_1411 一博 純米吟醸 うすにごり  中澤酒造

Img_1412 萩乃露 源流渡舟 吟醸純米  福井弥平商店

Img_1408 近江藤兵衛 無ろか純米生原酒  増本藤兵衛酒造場 (乾杯酒)

以上の12蔵のお酒を二日間に渡り、東京のお客さまにご堪能頂きました。
滋賀のお酒の質は高いと評価を得ながらも、知名度はまだまだですが、
蔵元の酒造りに対する真摯な姿勢と、その人となりに触れて頂き、お客さまにはお褒めの言葉を頂戴いたしました。

上野の十六夜の会の次の日は「池袋サンシャイン」にて日本酒フェアが行われていました。
2 他のブースとは違った滋賀のブースに驚きながら、少しだけお手伝いをしてきました。

Photo うちのスタッフです。女の子は華やかですね。

十六夜の会はこじんまりとした会ですが、この日本酒フェアはかなりの人でした。
滋賀のお酒に驚く方もいてはりましたので、覗いて良かったと思っています。

12蔵の出品酒はお店でも提供しています。皆様のお越しをお待ちしています。

以下の酒屋さんでご購入頂けます。

さざなみ酒店 「大治郎」「七本鑓」「金亀」など。

酒舗 まえたに 「薄桜(近江藤兵衛)」「浪乃音」「萩乃露」「喜楽長」「七本鑓」など。

ワインセラー銀座 ヤマガタヤ 「松の司」「喜楽長」「不老泉」「花嵐」「一博」「北島」など。

一部通販でも販売されていますが、お気に入りのお酒などがあればお電話でも親切に対応してくださいます。

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2010年6月18日 (金)

雨の中の「近江十六夜の会」

  6月14日・15日の両日に渡り今年の近江十六夜の会は雨の中開催されました。
(いくら私が「雨女」とはいえ、梅雨前線とともに上京なんて・・・)
お足元の悪い中ご参会頂きました皆様に心より御礼申し上げます。
有難うございました。

14 14日は六蔵の蔵元で皆様をお出迎え致しました。
左から「一博」の中沢さん、「薄桜」の増本さん、「花嵐」の吉田さん、「喜楽長」の喜多さん、「金亀」の岡村さん、「萩乃露」の福井さんです。

会の出品酒は12蔵。
後ほど出品酒につきまして詳しく書きたいと思っています。

15 15日には次の日の池袋での日本酒フェアの兼ね合いもあり、八蔵の蔵元でお出迎え。
左は昨日に続き「一博」中沢さん「金亀」岡村さん、「七本鑓」の冨田さん、「萩乃露」福井さん、「薄桜」増本さん、「浪乃音」中井さん、「大治郎」畑さん、そして今回初参加の「御世栄」北島さんです。

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前回に引き続き会のコンセプトは「田舎の宴会」。

滋賀の縁の古い家屋で滋賀から持ち込まれた古い器でお酒を愉しんで頂くというシンプルな会です。メインは滋賀の酒とお客さまと蔵元。

お酒のお話に花が咲きます。

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両日ともに昨年よりも非常に盛り上がりました。
滋賀のお酒を地道に他府県の皆様に広めて行くには、こういう小さい会で蔵元の人となりに触れて頂くことも必要ではないかと思っています。

滋賀のお酒は近年クオリティが非常に高いと評価されて来ていますが、まだまだ知る人ぞ知るというのが現状です。
少しずつ進むことで確実にファンが増えると信じています。

ちょっと舞台裏。。。
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こんな感じで滋賀からの荷物を降ろし、ふすまを外して準備をします。
何せ築100年、ふすまが外れにくい・・・。これも赴きなんです。

032 とにかく、前回も今回も私の思いは変わることなく「造り手とお客さまが近い距離」で接することにより、評価する側とされる側の温かい時間を作るという思いだけでこの会を催しています。


今回は二日に渡りましたのでまだまだ書くことが沢山で・・・。
協力頂きました方のこと、ご参加頂きましたお客さまのこと、追ってお知らせしたいと思っています。

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2010年6月12日 (土)

お問い合わせ有難うございます。

6月14日・15日開催の「近江十六夜の会」は有り難いことに満席でございます。

先日来よりお席のお問い合わせが続いておりますが、
心苦しいことにお断りいたしております。

お問い合わせを頂きました方々には心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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2010年6月11日 (金)

美しき濁りの川

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2005年5月に私を励まそうとある人がこんな詩を書いてくれました。
一緒にお仕事をさせて頂いていた頃の話ですか・・・。

美しき濁りの川』

「あなたはあなたのままでいい」

たとえあなたの言った言葉に嘘があったとしてもかまわない。
本当のことだけを言うのが清浄であるのなら、清浄であることに僕は美しさなど感じない。
大切な人が笑顔でいて欲しいがためについた嘘なら、清浄であることよりもどんなに美しいだろう。

愛することだけ考えて、それでも誰かを傷つける。

あなたがどう思われていても、どんな風に言われていても、かまわない。
そんなものは枝葉にすぎない。表層に浮かぶ濁りばかりを見ていては川の底は見えない。
変わろうとするあなたも、変われないというあなたも、同じあなただ。
なすがままに。
なるようになる。
道しるべがあなたであることに変わりはないのだから。

夢のような日々は過ぎ去ったのかもしれないが、それは決して夢なんかじゃない。
僕の心の中に息づいている記憶と現在は決して夢なんかじゃない。
受け入れること、認めること、許すこと。
あなたは僕に大切なことを教えてくれた。

あの鐘の音のように、喜びと悲しみと出会いと別れと祝福を携えて歩くあなたに何度でも僕は言いたい。
「あなたはあなたのままでいい」と。


十六夜の会の前回も今回も「料理」についてのお問い合わせが多く、
その度にどのように彼を表現するか少し困っていました。
何の名声もない人物ですが、この「美しき濁りの川」は彼が私に向けて書いてくれた文章です。

文章というのはその人を現すのだと思います。
あの5年前の今頃、非常に苦しんでいた私を救おうとした彼の気持ちは
「サービス業」をしているものにとって欠かせない「ホスピタリティ」そのものだと思います。


彼の名は、橋本賢介。

誰も知らない無名の料理人です。


その様な素敵な人々に支えらて今回も上野桜木に参ります。

泥の中に美しく咲く蓮の花のように、凛として皆様をお迎えいたしたいと思っております。

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2010年6月 2日 (水)

十六夜の鐘

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創業明治34年井上仏壇店の伝統工芸の技を「今」に活用したインテリアパネル。

その美しさは彦根の地場産業である仏壇という歴史に支えられて佇んでいます。

昔ながらという言葉と今現在わたくしたちが生きてるこの時代を繋ぐ絹の様にも感じられます。

今回「近江十六夜の会」には古いものが新しいものへと移り変わる「様」を「観る」ことによって心に鐘を鳴らすような穏やかな響きを感じてもらいたいと思い展示のお願いをいたしました。

深い理解とご協力頂きました井上仏壇は、昨年NYにてこのアートパネルを紹介されました。

長い歴史の中で人々は仏壇に向かい鐘を鳴らし、逢いたい人への想いを募らせたのではないでしょうか。

その仏壇を造る人の技は「テクニック」というものではなく、人の心が指先を走らせるのだとわたくしは思っております。

市田邸の床の間には日本の四季を表現した「花鳥風月」のパネルが皆様の宴を静かに見守っています。

十六夜の会で滋賀のお酒と共に静かに佇む彦根の新しき鐘の音を観て頂きたく思っております。

協力 井上仏壇店

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2010年5月31日 (月)

6月の営業の御知らせと「近江十六夜の会」の御知らせ。

6月の営業の御知らせです。

6月13日(日)14日(月)は「近江十六夜の会」の為お休みさせて頂きます。

ご了承下さいませ。

また先日より告知させて頂いておりました「近江十六夜の会」は
満席となりましたので、お申し込みを締め切らせて頂きます。

有難うございました。

皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

また、六月にご参加予定の皆様とお会いできますことを心待ちにいたしており
ます。

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2010年5月17日 (月)

華麗なる賭け

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「華麗なる賭け」

McollectionのUP記事がとうとう一月遅れになってしまいました。
Mさま、ごめんなさい。

6月の中旬に控えてる「十六夜の会」のイベントでバタバタし過ぎて本当に情けない現状です。

去年、わたくしは「賭け」のイベントを致しました。
(映画には全然関係ないんですが・・・)
自分の頭の中でははっきりと絵になっていて、決して「賭け」では無かったのですが
一度もカタチにしていないモノはきっと周りから見たら賭けのように危ういものだったと思っています。

お客さまというのは「場所」に左右されるものではなく、「人」に左右されるのだと信じています。
どこで食べても飲んでもそうたいして変わりはしません。
(ひどいものは別です)
人が居て、人が来る。

お酒もそうだと思います。
わたしの想いはだたただ一つ。
「美味しいお酒を造る人と美味しいお酒を飲みたい人の出会いの場を作ること。」

滋賀の蔵元は横の繋がりが本当に素晴らしく、
よその蔵が作ったお酒を褒めあい、切磋琢磨してはる人ばかりです。
それは「人間性」のなせる業だと思います。

お互いが褒め称えあい、精進し、結果お客様に喜ばれるお酒を造る。

お客様も狭い空間の近い距離で、造ったお酒と造り手のお話に酔う。

そういう意味ではこのイベントは「華麗なる賭け」なのかもしれません。


いつもMさまはタイムリーにポスターをお持ちになってくださいます。



大きく写し出されたKissは人間が繋がりあうという本能の部分だと思っています。



「近江十六夜の会」も平日に関わらず、お席も埋まって参りましたが、
まだ空きもございます。

繋がる空間で滋賀のお酒と共に、皆様とお会いできますことを楽しみに致しております。


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2010年5月 1日 (土)

五月の営業のお知らせ☆

変なお天気も少し落ち着いて参りましたね。

さて、五月の営業のお知らせです。


5月5日(水)・16日(日)はお休みです。



ご了承下さいませ。

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2010年4月26日 (月)

2010年「近江十六夜の会」詳細!

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昨年、ご好評を頂きました滋賀のお酒の会「近江十六夜の会」の詳細をお知らせいたします。

昨年同様、上野の「市田邸」にて開催する運びとなっております。
前回の記事にも書いたように市田邸は滋賀県五個荘町出身の市田善兵衛氏が残した築100年の日本家屋です。

その様な滋賀に縁のある場所で滋賀のお酒の会を催すことはとても素晴らしいことだと思っております。

前回と同様に、この会のテーマは「田舎の宴会」です。
わたくしどもの実家の蔵より、明治八年の宗和膳と江戸後期の古い器でお料理を召し上がって頂く。
お料理は京都にて様々な経験を積んだ若き料理人が心を込めて美味しいモノをお作り致します。

また今回は「星影の小径」と題しまして、Cifaが皆様に古い日本の歌謡曲をお聞かせ致します。


           日時:6月14日(月)15日(火)
            18:30会場  19:00開宴
           場所:東京都台東区上野桜木1-6-2「市田邸」



お問い合わせは 
samurai-girl@nifty.com 中村までお願いいたします。

当日は蔵元有志が数名で皆様をお出迎えいたします。

また、お申し込みは先着順となっておりますのでご了承下さいませ。

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2010年4月10日 (土)

2010年 近江十六夜の会始動!

昨年五月に上野桜木の市田邸で開催致しました「近江十六夜の会」の日程が決定致しました!

今年は六月の平日に執り行う為にお見えになりにくい方もいらっしゃると思いますが
日曜日などの週末の方が都合が悪い方もいらっしゃると思います。
前回はお昼の部を設定しておりましたが、今回は両日とも夜の部のみの会となっております。

市田邸は「たいとう都市歴史研究会」というNPO法人の方々が管理をされています。

もともとは「五個荘町」出身の近江商人市田善兵衛氏が財をなして建てた築100年の日本家屋です。


そこで「美味しい滋賀の酒」と造り手とそれを愉しむ皆様との出会いの場所をプロデュースさせて頂いております。

昔の宴会スタイルで
日本古来のお酒を飲み交わし
古い日常使いの器に心込めたお料理を召し上がって頂く。

ただそれだけのシンプルな会でございます。

そこに大袈裟なコンセプトは存在致しません。
古いものを残そうと精一杯になっている人たちと
それを純粋に愉しみたいというお客さまだけが存在するのです。

去年大変ご好評を頂きました「橋本賢介」が皆様のためにお料理をお作り致します。

また今年は新たに御代栄「北島酒造」も加わって頂き、総勢12蔵の蔵元有志で皆様をお迎え致します。

詳細は追ってこのブログ上で発表させて頂きます。

Photo_2 *去年の会の写真です。

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2010年4月 8日 (木)

散る桜 残る桜も 散る桜

このタイトルは良寛さんの句です。

大変ご無沙汰しております。
お知らせばかりで記事を書いておりませんでした。
非常に怠慢だと反省しておりますが、入荷は怠慢ではありません。

先ず、今年の「喜楽長」の出来栄えが素晴らしく特に「第十四号仕込み 特別純米酒」は圧巻です。
また、松の司ブルーも生が美味しい。

そして、今年の七本鑓も「活性にごり 純米酒」から始まり本当にバランスの良いお酒となっています。

いつもお酒を入荷していて利き酒をする時にこの良寛さんの句を思い浮かべます。

散る桜 残る桜も 散る桜

あの酒は美味しいとか、あの蔵はいいとか、それはその時によって遷り変わるもの。
残ってる桜があの桜は散ってしまって可愛そうにと言っても、
いつかはその残る桜も散るのです。
ただ、一生懸命に咲くのはどの桜とて同じこと。

先日、大海酒造の山下さまがお見えになりました
非常に安定した美味しい焼酎を造っていらっしゃいます。
その方の人間性がそのお酒に反映されています。

それはきっと皆が感じることです。
いくら名声があろうとも、伝統があろうとも、薄っぺらい人にはただ言葉だけが上すべる。
それは悲しいかな受け取り手が感じてしまうのです。

わたくしどものお店には焼酎もご用意してあります。
確かな信頼関係で結ばれた酒屋さんからのお奨めが多く並んでいます。
そういう関係を築けることに感謝しています。


Photo Mcollection ローマの休日

このポスターが運び込まれたのは一ヶ月前。。。
わたくしの怠慢でこんなにお知らせが遅くなりました。

「ローマの休日」は非常に有名な映画ですが、わたくしの中では悲恋の物語という位置づけです。
横に活けた桜の花のように、その恋はある決められた期間のみ咲いて散って行ったでしょ。

決してどろどろとした別れではなく、お互いの心に住み着く別れ。

そういう心の中の住人というのは居そうで居ないと思います。


このポスターも桜も残りわずかですが、儚いひと時をお楽しみ下さいませ。


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2010年3月30日 (火)

四月の営業のお知らせ!

最近お酒の入荷が激しくなかなか更新出来ておりません。
申し訳ありません。

さて四月の営業のお知らせをさせて頂きます。

4月4日(日)はお休み致します。

4月11日(日)は貸切です。


皆様のご来店をお待ち致しております!

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