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2006年8月

2006年8月24日 (木)

古代米の赤い酒

Photo_9 先日イベントのお願いもかねて七本槍さんにお邪魔しました。

実はこれも偶然なのですが、「赤い酒」の話を全く別のところで
話していて、以前から気になっていた古代米で造られたこのお酒
を入荷致しました。

七本槍 「艶」(えん)です。

このお酒、古代米(黒米)で造られていて
「いったいどんな味なんだろう?」ってもうワクワクしておりました。
それで早速お店に出したところ、ティスティングする前に
スタッフがお客様にお出ししてしまったので、「ありゃりゃぁー、まだ飲んでないのに。」
と思っていたら、日本酒好きの常連様がご来店!
その方は「七本槍の赤いお酒を入荷します!古代米で造られてます!」
という言葉を覚えていてくださったので、早速ご注文頂きました。

常連様ということもあり気楽にさせて頂いているので、ティスティングしてないことを
伝えて、お出しする前に飲んでみました・・・。
「!!!!!何っ!!!この香りはっ?!」とまぁいつも通り大げさな私ですが
正直驚いてしまいました。

まるでワインの香り。日本酒とは思えないが飲んだら酒の味がする。
でも今までの「酒」とはぜんぜん違う。
フルーティという表現はこのお酒には向いていない。
余りにもその表現じゃあ、ベタ過ぎて何だか違う。
なんと言ったら良いのだろう。
何だろう?と、考えているうちに「へしこ、下さい。」というオーダーが入り
一旦はその表現をあきらめたものの、ずっと気になって仕方無かった私。
その後、その方と大笑いになったのが「へしこ」とその「艶」は福井と
パリ程の距離があり、改めて七本槍 限定特別純米に切り替えて頂いた訳です。
やっと木の本と福井ぐらいの近距離になってホッとされていたご様子で
私も安心致しました。

そのお酒をあえて表現するなら、世界の中の日本って感じです。
味の表現は人それぞれなんで、一度召し上がって頂いてそれぞれの
表現を聞きたいですねぇ。

それにしてもこの蔵は「素敵な酒」を造っているなぁと改めて深く感動しました。


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2006年8月16日 (水)

日々の思い

新しい日本酒を入荷しないと妙なフラストレーションが溜まる今日この頃・・・。
少し前に「竹生嶋 花嵐」と「雪花」の発泡性のにごりを美味しそうにお客様に召し上がっていただきました。

しかし、メニューを変えるといって早二ヶ月がたってしまいました。
今度はもっと地元滋賀のお酒をメニューに加えたいと思いあれやこれやと
悩んでいるうちに時間が過ぎてしまいました。

例えば銘柄を明記してしまうと、その時に旬のお酒を入荷するのが大変になります。
しかしある程度「これっ!」と決めておかないとお酒が育ちません。
だからこの際他府県のお酒には少し控えめにしてもらって、
本来の願望であった「滋賀の酒」を売るということに重きを置いてみたいのです。

確かに青森の「田酒」なんか置いておくとすぐに売れちゃいます。

売れたら売上になるのですから悩む必要は無いのですが、私は悩んでしまいます。
何を悩むのかと言うと全国の育ちきった酒を置いておけば珍しいので必ず売れること
間違いないし、それなら「まぼろし系」の酒を必死で探して置けば言い訳ですね。

でも、それじゃあ何の為にメニューブックの表に「近江のお酒」と自分で筆書きしたのか
意味がなくなります。
飲み比べも良いのですが、「個性」は比べるもんじゃないし味覚は比べて感じ取るものでなく、そのものを味わってこそ感じられるものだと思うのです。

うちには「利き酒セット」なるメニューが存在します。
それは手の届かなさそうな高価なお酒を少しでも気軽に飲んで頂くことが目的の一つです。
その他の理由は「どうぞご自由に味わってくださいませ」みたいな感じです。

私はそれほどお酒の知識があるわけでもなく、酒豪でもありません。
「勉強しているよね」とか言われるときもありますが、「勉強」だと思ったことの無い私は
少し戸惑いますね。
それに「蔵」にも見学に行かないし・・・。
どちらかと言えば「売る」方に専念したいし・・・。

蔵に見学に行かない理由は何だか「男の聖域」のような気がしているからです。

人間は平等だけど「男女」には絶対違いが有り、仕事にも言えると考えているからです。
けっして差別しているのではなく、それを実際に仕事上感じてきたのだから
仕方ないですね。
理不尽な考えでなく「自然なカタチ」を受け止めているだけだと自分では思っています。

いろんな思いが頭の中をグルグルと駆け巡ります。
それでも「美味しかった!」とか「楽しかった!」なんて有り難い言葉を聞くたびに
「悩め!わたし!もっと、楽しく過ごしてもらう為に!」となるのです。

そうそう、
「七本槍 純米吟醸 中取り 生貯蔵原酒 」冨田酒造
「純米酒 つきいっぱい」北島酒造を入荷しました。
これは悩んで入荷していません(笑)

ということで、日々の諸々の思いでした。

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2006年8月15日 (火)

日本酒は何故売れなくなったか

日本酒を売っていて「売りにくい。」と思ったことは一度も無い。

わたしは「○☆会」っていう集まりが苦手だ。
苦手と言うより、好きではない。
理由は簡単。お酒が飲めないから。

でも、お酒を売っている。
毎日売っている。
売っているというより、ススメている。
「どんな味がお好きなんだろう?」とか「けっこうお酒が入ってる」とか
そんなことを想像するのが大好きだ。

日本酒は焼酎とかジンとか所謂蒸留酒と比べて糖分が血液中に残ってしまう。
醸造酒の宿命だね。
でも蒸留酒とは比べ物にならないほど、口当たりがいい。
こうなったら「醸造酒OK」の人には美味しいものなんだろうけれど、
次の日に残る!と感じた方には無理強いは出来ない。

ってことは「日本人」のアルコールを分解する力がものを言う。
欧米人に比べるとはるかに「お酒に弱い体質」のひとが殆どだから
そういう部分では醸造酒は売りにくいって言えるんだろう。

でも!長年無茶な飲み方をする現場に居たわたしは「甘いカクテル」を飲んで
撃沈している人たちを嫌だっ!!!ってほど介抱してきた。
口当たりもよく一見度数の少なそうに見えるカクテルの方がよっぽど危険なのにー。
それに「日本酒は残る」と言っている人の飲み方は凄まじいものがる。
先ず、ビールを2杯ほど飲んだら焼酎の水割りかなんかを数杯飲み、
その後日本酒を飲む。

そりゃあ、逝っちゃいますよ。

わたしは余程お客さまからの要望が無い限り「日本酒なら日本酒」
「焼酎なら焼酎」と言っておすすめしている。
んで、あっヤバくなって来られたと思うとストップをかけるようにしている。
これが出来ないと安易にお酒を売るもんじゃないと勝手に思っている。



昔は「酒」ぐらいしか宴会の席には出なかった。
今や飽食の時代となり色んなものが宴の席に出る。
しかも、もったいない「イッキコール」でその大体はシンクに捨てられるか
トイレに流されるかの運命をたどる。

散々飲んで吐いた挙句、「最後のポン酒が駄目だった。」という…。
せめて「日本酒」と言ってほしい。
丹精込めて創られた日本酒は色んなものとごちゃ混ぜにされて嫌われた。
全く濡れ衣だ。
それに「糖尿病」には「焼酎・泡盛」がまだ「マシ」なだけで
沢山飲めば体に悪い。


「カクテル」も「焼酎」も認知され愛されている。
こんなことを書きつつもわたしのお店はそのどちらも置いてある。
うちの「ちゃんぽん」する人は物凄く稀で、綺麗に嗜好が別れている。
 
そう、「日本酒」の場所はここに確立しないとこの素晴らしい「SAKE」を
売ることは難しいと思う。
その点において「七本槍」の蔵元さんは非常にフットワークが軽く、
難題をクリアしつつ海外(NY)に向けて発信している。
彼の蔵は勿論のこと、そういう情熱的で可能性を追求した姿勢に感動してしまう。
日本酒はアグレッシブな時代に突入したのだと感じた。
伝統は常に新しい試みによってその歴史を伝えていけるのだろう。
歴史は過去でなく「今」なのだから。

一部のマニアに愛される為に蔵元は酒造りをしているのではないと思うから。
より多くの次のマニアを増やすためにも…。


そして美しいワインが飲めるのなら、世界に誇る「SAKE」を飲んでほしいと望むわけです。

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2006年8月 9日 (水)

お盆の営業

やっと、お盆の営業日が決定致しましたのでお知らせ致します。

13日(日))・14日(月)  20:00~深夜3:00まで営業致します。

15日(火)・16日(水)   お休みさせて頂きます。

宜しくお願い致します。

てことで、新入荷のお知らせです♪
「鶴梅」の和のリキュールを入荷致しました。暑い夏、ちょっと甘いリキュールを飲んで
Img061_2んどい毎日を一瞬でもいいから忘れて頂きたい!私も忘れたい!!って感じです。

  「すっぱい」です。ものすごく自然な味ですがとっても美味しい梅酒です。懐かしい新しい味ですね.
「れもん」は一体どれだけ果汁を使っているんだっ!?という贅沢なリキュールです。
これはロックで飲むよりソーダで割ってお出ししていす。

「ゆず」と「夏みかん」(夏季のみ)はロックでもトニック割りでも、他のお酒と割っても美味しいです!!!

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特に最近私がおススメしているのが、
吟醸酒粕焼酎「吟香露」とのコラボレーションです。

他の本格焼酎と合わせたりすると喧嘩するんですねー。でも、この吟香露はもちろんそのまま飲んでも美味しい上に酒粕から蒸留してあるので、日本酒仕込みのこのリキュールとは相性がよろしいようです。

日本酒とこのリキュールたちとの相性もただ今実験中です。

でも、日本酒はあまり合わせたくないのが本音ですね。
だけど、もし、めちゃ美味しい相性が見つかれば、お出しすると思います。

では、これを読んでいて下さる有り難い皆様、お店でお会いいたしませう・・・。

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