指名ドライバー導入の効果
いよいよ師走に突入してしまいました。
弊店では9月半ばからの「飲酒運転取締り強化」への対策として「指名ドライバー制度」(以下DD)を導入。
10月のTV東京、11月の日経レストラン、明日の某新聞社の取材・・・。
どれも「メディア」からの反応が多いようです。
毎日お客様に接していて「当店ではこの様なサービスを行っています」と
DDのことを紹介していく中で「DDって何?」とたずねられます。
そこで一応の説明をするわけですが、「料金が安くなる!」と喜んでいただくと
同時に「この制度はいいよな~」とおっしゃるお客さまがいらっしゃいます。
わたくし個人の意見としましては、民主主義の国であるからには「個人の自由」は
「個人の責任」という基礎に成り立っていると思うのです。
誤解が無いように説明しますと、一個人がお酒を飲んで車に乗るということは
法律違反であると認識するのは当然のことであり、あくまでも「個人の問題」です。
わたくしも一個人ですが店舗を運営していく上で、その個人的責任を果たさなければなりません。
しかしながら、酒類を提供する事業主が一個人であるお客さまの「飲酒運転の有無」を全て把握するのは
実際困難なことです。
わたくしなりの事業主としての責任は「飲酒運転をさせない」のではなく、「飲酒運転をしない為の協力」だと思います。
運転をするのはその人なわけですから。
行政や地方自治体に飲食店サイドが「何とかしてくれ!」と叫んだどころで
簡単に動くはずがありません。
相次ぐメディアからの取材には一番肝心である「個人の責任」について一度もたずねられません。
これには少し疑問を抱きます。
DDの導入によりDDを知ったお客様から「指名ドライバーです」と言われたときに飲酒運転が一つ減ったと実感できるのです。
それによって劇的な集客力を期待してはいけないとも思います。
何故ならばこの制度は集客目的ではなく、「お客さまの安全」を守る為の制度だと思うからです。
僅かながらの希望もありますが、それに繋がるのは今後のことであり「今」を大切にしなければと自分自身に言い聞かせる毎日なのです。
ということで残り僅かの今年ではありますが、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
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