宴のあと~近江十六夜の会~

五月二十三日。
上野桜木の近江商人の旧家「市田邸」にて『近江十六夜の会』を開催させて頂きました。
一部・二部とも満員のお客様でございました。
ご参加いただきました皆さま、本当に有り難うございました。
この会を東京で企画したのはすごくシンプルな感情から来ておりまして
「東京の方に滋賀の日本酒を通して出会いたい。」という気持ちからです。
滋賀のお酒は非常にレベルも高く、しかしながらその作り手とゆっくりお話して
頂く機会はなかなかございません。
また、お酒は評価されるものでなく「愉しむ」ものだと考えています。
だから、今回のこの十六夜の会は色んな愉しみを見つけて頂く会にしたかったのです。
御蔭様で初めてにもかかわらずお褒めの言葉を多数頂戴しました。
これも、関係者の皆さんが「お客様に愉しんでもらう」という目標のもと協力して下さった賜物と感謝しております。
いくら素敵なお酒を造っても、飲んでいただく人がいなければそれは虚しいだけです。
いくら素晴らしい場所があっても美味しいお酒とお料理がなければ何だか物足りない気持ちになるものです。
「完璧」でなくても、人を喜ばせたいと一心に願い行動すれば人の心に感動の花を咲かせることが出来ると信じております。
今回ご参加頂きました皆様方に深い感謝の気持ちでいっぱいでございます。
有り難うございました。
そして協力いただきました蔵元さん、角谷さん、そして料理の橋本くん、本当に有り難うございました。
お客様をお迎えする前に蔵元一同とわたくしとでリハーサル。
和やかに、
爽やかに、
皆さまをお迎えできますようにと喜多社長のアイディアが沢山出ました。
角谷精三氏。
プロのアコーディオン奏者。
名古屋からわざわざ駆けつけて下さいました。
彼の奏でる音楽にお客様は勿論のこと蔵元もスタッフも魅了されておりました。
休憩時間には彼に会いに来られる方が多数いらしてました。
角谷さん、本当に本当に素敵な音楽を有り難うございます。
角谷さんの演奏に目をつぶり、聞き入るお客様たち。
お手伝い下さった蔵元にも感謝です。
やはり素晴らしいものづくりをされる方は人間として素敵な人が多いですね。


「お料理は誰が作ってるの?」とお問い合わせが数人の方から・・・。
市田邸のキッチンは2畳ほど!
京都からギリギリに仕込んで、そして新鮮なものはこの狭い場所でと彼が考えてくれました。
全ては「お客様のために。」が合言葉でした。
この会の影の立役者は彼だとという蔵元の声にわたしも感激致しました。
橋本賢介氏に深く感謝しています。
ありがとう、けんちゃん。
明治八年の宗和膳。
持ち込んだ食器は全て江戸後期から明治初期のものばかり。
美しくライトアップされたお庭。
このライトの設置だけの為にわざわざ駆けつけてくれた秋村氏。
彼はわたくしが「何か」をする時に「何か」を越えて協力してくれます。
彼の「ものづくり」の基本には「愛」がたくさんあります。
| 固定リンク
|


コメント
東京ではお疲れさまでございました。
市田邸に刻み込まれた歴史と付近のロケーションはすばらしいものでした。
不出来ではございますが、久しぶりにこのことをブログにしてみました。
5月23日の部分です。よろしければご笑覧のほど。
http://www.enpitu.ne.jp/usr/8000/diary.html
投稿: 竹生嶋 蔵元 | 2009年5月25日 (月) 22:42
竹生嶋 蔵元様
こちらこそ有り難うございました。
わたくしの我が儘な企画にお付き合いとご協力頂きましたこと
感謝しています。
一生懸命に「滋賀の酒」を愉しんで頂けるように
考えて約1年・・・宴のあとは少し淋しい気持ちになりました。
またお世話になりますが宜しくお願い致します。
投稿: cayo | 2009年5月26日 (火) 06:29