儚きもの。
今回は日本酒もイベントもポスターも登場しません(笑)
開業して、まる3年と半年が過ぎて色々と思うことがあります。
今まではその「思い」をなるべく書かないようにしてきましたが
ここに来て「もういいんやないの」と感じます。
わたしは「日本酒」をメインにその他のお酒を売らしてもらってます。
たまにお客様に「飲めない人は飲む人の気持ちが本当は解らないよ」と言われます。
それを言われてしまうと何も言えなくなりそうになってしまいますが
それはわたしのこと、
「そういう風に言いはるのはお酒を飲んでる証拠。いいんやないの、普段は言いたくても言えないことばっかりやから。」
とやり取りしますね。
飲めないから人の気持ちが解らないなんてことはありません。
でも、言いたくなるんです。
色んなことがね。
わたしはお酒にお客様との間を繋いでもらってると思っています。
わたしも遠慮しながら!?ストレートに話します。
お世辞を言いながら商売しても仕方ないけれど、「素晴らしい」と感じた事は
その方に直接伝えたいのです。
若い頃は「時間」が永遠かのように思っていました。
「出会い」の意味すら考えずに無謀で無駄で素晴らしい時間を貰いました。
その分、あとどれくらいの人たちに逢えるのだろうかと思うのです。
そう、偶然日本に生まれて
たまたま「日本酒」と出会って
それを「美味しい」と思えて
素敵な事にお店まで持てた。
すごいことですよね。
日本には外国には無い「哲学」があると思っています。
それは「相手」があってこそ成り立つ「わが身」があるという考えです。
消えゆく儚きものだからこそ大切にしようとする姿勢はこの国に生まれてきた喜びです。
それは外国の素晴らしい文化に触れられるからそう思えるのです。
昔の会社である社員にお説教をした後、その彼にこういわれました。
「今、マネージャーが話してくれた僕に必要な『則天去私』って言葉をマジックで僕の腕に書いてください」と。
素晴らしい若者で馬鹿者だと感心しました。
そういう出会いの中でわたしは生かされています。
この儚い一瞬に感謝したいと思っています。
Mcollection「Imagine」

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