新入荷のお酒と道八観音像
最近サボっておりました。申し訳ございません。
その時々のお酒の入れ替わりが激しくてお知らせできない状況になておりました。
この時期は各蔵「ひやおろし」を出す蔵も多く、
その中でも「萩乃露」の二種類が人気です。
もちろん、喜楽長や七本鑓、松の司など非常に高いレベルで仕上がっております。
しかし、それぞれの「好み」が存在する為、どれが一番ということはありません。
一升瓶で36種が程よく回転するほど、どの銘柄も素晴らしい個性を出しています。
わたくし的には
「なみのおと 純米大吟醸 備前雄町」の味のバランスが絶妙だと驚いています。
過去に他県の蔵の備前雄町を仕入れましたが、「後口」が少し苦手だった気がします。
また備前雄町では不老泉の銘柄も素晴らしかったと記憶しています。
さて余談ですが、先日わたくしの親戚が集まる機会がありまして、
祖父が購入した「道八観音像」の話になったところ
わざわざそれを取りに行きみんなに披露することになりました。
この観音像がはたして何代目の道八の作品かは定かではありませんが
陶器にしてこの柔和なお顔、素晴らしい細工は心和む瞬間でした。
『高橋道八』
京焼の窯元の一つで、陶芸家の名跡。
江戸時代後期より作陶に携わり、特に茶道具、煎茶器の名品を輩出。
このお店を始める前「抜苦与楽」の四文字を心に刻んでおりました。
観音さまの「観」は人々の苦しみの姿を見、「音」はその苦しみの内容に耳を傾け、人々の心を救う。
苦を抜き、楽を与えるのです。
しかし3年以上の月日を「当たり前のように」過ごしていると、その気持ちを忘れて自己中心的な行動に走りがちです。
まるで今のわたくしを戒め諭すかのような笑顔に触れて、今一度「抜苦与楽」を思い出しなさいと言わんばかりだと・・・。
この観音さまにどれだけの価値があるかないかなんて、それはどうでもいいこと。
「自己を省みなさい」と微笑んで下さったような気が致します。
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