十六夜の鐘
創業明治34年井上仏壇店の伝統工芸の技を「今」に活用したインテリアパネル。
その美しさは彦根の地場産業である仏壇という歴史に支えられて佇んでいます。
昔ながらという言葉と今現在わたくしたちが生きてるこの時代を繋ぐ絹の様にも感じられます。
今回「近江十六夜の会」には古いものが新しいものへと移り変わる「様」を「観る」ことによって心に鐘を鳴らすような穏やかな響きを感じてもらいたいと思い展示のお願いをいたしました。
深い理解とご協力頂きました井上仏壇は、昨年NYにてこのアートパネルを紹介されました。
長い歴史の中で人々は仏壇に向かい鐘を鳴らし、逢いたい人への想いを募らせたのではないでしょうか。
その仏壇を造る人の技は「テクニック」というものではなく、人の心が指先を走らせるのだとわたくしは思っております。
市田邸の床の間には日本の四季を表現した「花鳥風月」のパネルが皆様の宴を静かに見守っています。
十六夜の会で滋賀のお酒と共に静かに佇む彦根の新しき鐘の音を観て頂きたく思っております。
協力 井上仏壇店
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