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2010年8月 7日 (土)

その背景はいつも見えにくい「不老泉 渡舟 山廃 純米吟醸」

その人の外見だけでは計り知れないことが沢山あります。
言葉だけでは解らない出来ごとにも出くわすこともあります。

「本当はこう伝えたかったのに。」と思うことは日常的におこります。

お店も、お酒造りも、どんな仕事も、きっと「想い」はいつも同じだと思うんです。

『滋賀のお酒は濃すぎるから苦手』
この言葉は幾度と無く聞いてきましたが、その方は最近の滋賀のお酒を飲んではれへんことが往々にしてあります。

「思い込み」と「イメージ」って怖いもの。
実際に触れてみないと本当は解らないのに、それに囚われがちになってしまうのです。

造り手の努力により、その作品は常に進化していくのです。
ですが、その背景は見えにくい。
良くも悪くも「作品とうわさ」だけが先走りすることがあるのです。

その時々のお酒の的確な情報を伝えるのが私の仕事だと思っています。


ただ、日本酒が身体に合わない方に無理にお勧めすることはありません。
「美味しい」と感じる方が飲んでこその対価だと思うからです。
日本酒を飲まない方にも「空間」としての対価だったり、
焼酎やその他のお酒や会話や可愛いスタッフとのふれあいも愉しみの一つではないでしょうか。


滋賀県ではここ数年「渡舟」という酒米をつかって仕込んでいます。
山田錦の親米の復刻米です。
非常に解けやすいので、仕込みにも苦労があると思います。

そんな苦労なんて知らん顔で、さらっとキレの良い山廃が人気を得ています。
「これ本当に滋賀のお酒!?」という驚きの声と共に。

逆転の山廃。プロフェッショナルな一本です。

2_2不老泉 無濾過生原酒 滋賀渡舟6号 山廃純米吟醸 : 上原酒造

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滋賀の酒」カテゴリの記事

コメント

イメージや「名前」だけではなく、その本質を素直に感じる事って大事なんだと思います。

私は日本酒はSamuraiで飲み始めたから、逆に他の地域の日本酒はわからないのです。

機会があれば飲んでみたいですね。どちらが美味しいとかではなく、その土地のお酒の特徴を楽しみながら。

投稿: 開店ベイベー | 2010年8月 7日 (土) 14:46

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