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2010年9月

2010年9月30日 (木)

三番目の季節~滋賀の日本酒40種類~

何から数えて三番目かは解りませんが、昨晩遠くからのお客さまがご来店。

「滋賀 日本酒」を検索して頂き
「ガールズバーかぁ、まぁいいか。日本酒飲めるのなら」ってことでご来店いただきました。

久しぶりにわたしの「趣味」である日本酒をカウンターに全部並べるということを致しました。

お外はもう、香ばしい秋の香り満載(田舎ですからね)。
ひやおろしも順当に入荷しています。

日本酒のストックは45種類。
冷蔵庫が足りません・・・。現実的な問題ですが・・・。
入荷の味と銘柄はわたしの頭の中。これではいけませんので後日おしらせします(笑)

少し前に空けて半分になっている「萩乃露 山廃 特別純米 2007」を試飲。

もの凄く味が乗っていて美味しい。
美味しいとしか伝えようがありません。
強いて言うならば、すれ違いざまにほのかに甘い香りを感じ、後姿はすっきりと美しい。
そんな感じです。


100929_230015jpg 帰り際、お客さまに
「もう、香りばかりのお酒はいい。滋賀のお酒のように味が乗っている方が美味しいと思います。」と言われて嬉しかったですね。

そして、「この金額でいいのですか?呑んだ量とかいうのではなく、お店への満足度なんですよ。」と言って頂きました。
大変恐縮です。

忙しい時にこそ、そう感じて頂けるように精進しないと!と痛感しました。
(暇な時だったものですから。。。)

あ、吉田酒造の「吟花」。これもまた驚きの甘さでした。
単に甘いのではなく、切れもあり味もある。変な雑味も残らないのです。
まるで少女のようなお酒です。


50種類になったら入荷をストップします(笑)






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2010年9月23日 (木)

許しの器~マザーリーフ~

お店には様々なグラスがあります。
弊店では、背の低いワイングラスに日本酒を注ぎます。

注がれたグラス片手に色んなお話をされたり、こちらもしたり…。
酔いが回ればカミングアウトもしばしばです(笑)

人は罪悪感を持ったり自分に自信が無かったりと、悲しい現実の内面と日々戦っています。
許されたい許したい。

そんな複雑な思いを流すかの様に、サラッとグラスにお酒を注ぐのです。

注ぐべき器が無きゃ、お酒は飲めない。
ラッパ飲みじゃあ、香りも味も分からない。

そのグラスを置くのは、愛情を受けるためのものだから。
「今、幸せになる準備ができました。」というメッセージが込められてるのです。

Jpg_3       写真はお客様に頂いた『マザーリーフ』です。葉っぱから芽が出て、これを土に植えると沢山芽がでるそうです。




許すこと。許されること。
それが一番の癒しで安らぎなのかもしれません。


愛を受けとめる準備はできていますか・・・?


*他の方に迷惑をかけたり、マナーの悪い方は許しの器は出しません、あしからず。






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2010年9月21日 (火)

夜に咲く花

数日前、4年半通って頂いてる常連さんがしみじみと

「何で4年以上も通ってるんやろうね。実は2年以上になると自然とお店が変わる。
自分でも不思議な現象です。」というてはりました。

確かに、おっしゃる通りかもしれません。

今年に入ってから自分が騒がしく、周囲も騒がしく、落ち着いた日常というよりも起伏の激しい毎日を過ごしてきました。
人間相手が基本なので行き違いもあります。それが普通で自然だとも思っています。
解り合えなくて当然というスタンスなんです。
少しでも解り合えたら、それはhappyですよね。

そんな日々の中で「ああ、悲しいことになってしまった。」と感じることにも遭遇します。



夜に咲く花に昼は似合わない。



そう言い聞かせて毎日を過ごしています。
夜の世界というと、その言葉だけとればただの水商売。
その世界に自分が好き好んで飛び込んだのですから、何と思われようとも平気だというのが根底にあります。

太陽に見つめられた日中に働く人を、月の明かりで優しく包み込む。
時には昼間の灼熱を保ったまま、いやそれ以上に熱くなることもあります。

毎夜ごと、夜に咲く花の色は変わります。
だから、飽きずに通っていただいているのでしょうね。

不思議なことにわたしは喧騒の中にある種の静寂とか安堵を見出してします。
それは人からすれば「商売繁盛だからでしょ。」と思う方もいてはるかもしれません。
そういう意味ではないのですが、表現が難しい。

笑って馬鹿を言いながらお酒を呑む楽しみ。
馬鹿騒ぎに近いものであろうと、そこに「居る人の優しさ」を感じられたら幸せだと思います。

「価値に想いを馳せてはいけない。」

これはわたしが5年前に思ったこと。


夜に花を咲かせるその殆どが、夜明けと共にしぼんでゆくのです。


何の変哲も無い「飲み屋」であること。
それが夜の花だと思うのです。

花は自分の姿を見ずに朽ちてゆくのですから。



 『開くとき蕊の淋しき月見草』 虚子
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2010年9月18日 (土)

白洲正子が愛した滋賀の地が産む日本酒

先日、一本のお電話を頂きました。
近日に開催される「白洲正子 神と仏、自然への祈り」へのお知らせのお電話です。

滋賀の土地に魅入られた正子氏。
その土壌は豊かで奥深いと思います。

ここでお酒の入荷情報をあまり書いていないことに反省している日々です。
常に滋賀の日本酒は入れ替わり入荷しています。

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文化人がこよなく愛した滋賀をご堪能下さいませ。


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2010年9月13日 (月)

ここから世界に繋がる

先週末は驚きの出会いをさせて頂きました。

先ず、金亀の岡村さんがお連れになったのが、あの!!!!!
「村祐」の村山専務だったんです!
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ダンディだったんで実は驚いた次第です。この写真は次の日の金亀ライブでの一枚。
店内で写真を撮り忘れたのでお願いしたら「では一緒に!」と撮って頂きました。
初めて「村祐 純米吟醸」を飲んだときの驚きを思い出してしまいました。

たしかこのブログにも書いてあったはず・・・。がっ!その直後に「長寿金亀白80」に出会い、
村祐にも負けてない味と書いたと思います。
いいや、書きましたね!だってその直後に岡村さんから村山談聞きましたもの。
素晴らしいジョークのセンスの持ち主だと感服した記憶があります。

そこで村山氏とお話したのは「今の日本酒はどこの蔵も一様に美味しいが知名度に欠ける」ということでした。
切り口を変えることは時に「CRAZY」だと評されることが多いですが、初めの賛同は僅かでよいのだと思います。

その小さな浪が大きなうねりになれば良いのです。

久しぶりに「村祐VS金亀」をしようと思います(笑)

翌日の土曜日は金亀でライブ鑑賞。うちのスタッフとお客様とで参りました。
このライブのプロデュースをしてはるのが陶芸家でもある村長泰如氏。
村長氏の労力に脱帽です。

毎回すごいゲストで今回はあの「山下洋輔氏」と「竹内直氏」のコラボで、
本当に贅沢な会でした。

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ピアノのJAZZを生で聴いたのは初めてで感動いたしました。
竹内さんを前回聴いてすっかりファンになったわたしですが、今回も心臓に響く音で素晴らしかったです。
村長さんが山下氏と竹内氏にわたしをご紹介頂いたときの事ですが、
山下さんが、

「サムライガールズでなくて、Samurai girlなんだね!」と2回もおっしゃいました。


これはわたしが開店からずーっと違いますと言い続けてることだったんで驚きました。
「サムライガール”ズ”ではありません」と。

感性がやはり人とは違うのでしょう。これにも感動。


そして、最後の週末の嬉しい出会いは「東京のお客さま」
金亀の園田さんがライブの合間に一組のご夫婦を私の元にお連れになりました。

わざわざ「Samurai girlに来るために近くのホテルを取ったのです。」の言葉に感動。

若いながらも素敵な二人はお店に来られたらもっと素敵で、
うちの未熟なスタッフにも同じ目線でお話して頂いて感謝感激でした。

何よりも「滋賀の旅の最後に来たいお店」と言って頂き、本当に有難うございました。

素敵な出会いはあの一枚のドアから始まります。

本当に日々、普段のお客さまに支えられていると痛感しました。
それをいつも以上に感じさせてくれたお二人に感謝です。

あの一枚のdoorは世界に繋がっているのですね。




Door





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2010年9月 4日 (土)

真っ直ぐに見つめること「Mコレクション最終」

2008年1月にM氏から「ポスター置かしてもらえませんか?」と言う一言から
早2年半。
実に真面目に彼なりに一ヶ月に一回変えると決めて、素晴らしいコレクションの数々をお店に飾って頂きました。

わたしも大変趣味の良いポスターに「すごいなぁ」と感心する日々でした。
残念ながらフランス映画にはあまり興味も無く、持ち込まれたポスターの映画を一度も観ていない不届きモノです(笑)

ポスターを選ばれる感性は素晴らしく、観ていないわたしも素晴らしいと思いました。

先月、M氏からしてみれば唐突だったとは思いますが、
「ポスターを一旦お休みして下さい。」とお願いしたのです。

以前から、自分の中で「原点に戻らなきゃ」という気持ちが大きくなっていたこともあり、
思い切ってお願いしました。

先々月のポスターはCinema Paradiso『ニューシネマパラダイス」でした。
これだけは少し観たことがあります。
ただ、みんなが絶賛するほどの感動を覚えなかったという記憶だけがあります。

過去の回想はその個人にとっては蜂蜜のような甘い妄想ではありますが、
第三者にとってはそれほどそそるものでは無い様に思います。
それだけ難しい題材だともいえますから、素晴らしい評価も一理あると思います。



201009
そして先月のポスターは「ロリータ」でした。

2010
思わず谷崎の「痴人の愛」を思い浮かべてしまうタイトルでした。
が、個人的にはまたこの映画を観ていないので何ともいえません。

わたしはこのポスターが一番好きですね。


ポスターを新たに額装して、しかも京都まで持ち込んでまた取りに行かれるという労力は計り知れないものだと深く感謝しています。

本当に有難うございました、Mさま。
また、気が向いたらわたしのことなんで「ポスター再開しましょ」と勝手なこと言うかもしれませんが、
今はこのまま、あのオープンの頃の真っ白でいたいのです。



オープンの頃のわたしは真っ白な壁を背に立ちひたすらにひたむきにお客さまを見つめていました。
人というものは、時間が経ったり色んな経験を積むと「真っ直ぐ見る」ということをしなくなりがちです。
わたしはただ真っ直ぐに見つめていたいだけ。
一個のことしか出来ない不器用なわたしが、一個のことも出来なくなった時に原点に帰り、
真っ白にしたくなるのです。

ここはわたしの箱だから。
あのカウンターの向こうはわたしの領域だと思うからです。
そして、カウンターはお客様の為のもの。
凛として、時には泣きそうになりながらも、毅然として立っていたいのです。

そうは言いながらも、本当に数々の気持ちに支えられていると日々感謝しています。

沢山のポスター本当にありがとうございました。

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2010年9月 1日 (水)

9月のお休みのお知らせ

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9月のお知らせです。

6日・13日の月曜日がお休みです。

宜しくお願い致します。

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