旅人
この年末の10日間は本当に色んな方が会いにきてくださいました。
ある人は、今まで生きていて良かったと嬉しい報告をしてくれたり、
ある方は、前触れなしに「パンの耳」と一緒にやってきて、旅に出るみたいな報告をぶら下げて。。。
パンの耳の君とはもう7年のお付き合いで、前の会社のある企画で一緒にお仕事をさせてもらいました。
で、数年前にお手紙で「貴方がお店をしてくれておいて良かった」と言ってもらって、
正直、あのときは驚きましたね。嬉しかったけど。
そう、あれからもう7年弱。
滋賀の珍獣と呼ばれ、未だに普通ではないらしいです。
まあ、普通が何か解らないのですが。
その当時一緒にお仕事したKちゃんは、わたしを激流だと言うてはりましたね。
確かに、今年は激流が激動の一年でした。
「ごめんなさい。」を何度も言った記憶と
「許してね」を繰り返した心と
その後には、ありがとうと愛してるをスタッフに何度も何度も言いましたね。
「月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり」
わたしにはこのお店があるので、旅人と言うよりも、
寂しがりの宿の女主人といったところでしょうか。
今年も沢山の素敵な旅の方にもお会いすることが出来ました。
この旅は果てのある旅。
だから、自然に、めっちゃ笑顔で「おかえり!何かあったの?」と迎えたいだけなのです。
本当に沢山の旅人に支えられて、今年も幕をとじます。
それも最近、滋賀の日本酒が素晴らしい評価を頂いていて、売らせてもらえる喜びも大きな柱となっています。
来年も、このもみじの葉の様に真っ赤に燃えついて、道端にひらひらと舞い散りたいです。
今後も未熟で可愛い女中ちゃんと、一つのことしか出来ない不器用な女主人がお待ちしています。
現実も過ぎ去れば美しきゆめの如く。
今年のことは夢のまた夢。
また、来年疲れた心とカラダを夜の夢の宿で癒してくださいませ。
(激流だから癒されないかもね)
この一年の至らないわたしをお許し頂き、お店を愛して頂きましたこと、深く感謝しています。
合掌
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