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2010年12月20日 (月)

生まれ出でた者の為に~七本鑓「虎姫」~

「生まれ出でた者の為に」というタイトルは昭和3年に母方の祖父が東京に出て
『百姓』という小説を出版した時のあとがきの題名です。

先日、虎姫町商工会の方が浅井町商工会の方に連れられて
「お話がしたい。」とお店まで来ていただきました。

今、虎姫町商工会で行っているプロジェクト”近江虎姫プロジェクト88”で、冨田酒造さんが醸した
虎姫産日本晴れ100%の無濾過生原酒をお店において欲しいという内容でした。

勿論、試飲させてもらって素晴らしい酸味とのバランスでとても美味しくて二つ返事で是非とも!とお返事いたしました。

このお酒は県内の飲食店では弊店だけに置きたいと言って頂き本当に嬉しい限りです。
何より、地元の特産品に少しでも貢献できることが喜びでもあります。

商工会のHさんが「イメージしていたお店と事物が重なったんです。」と・・・。
有り難いの一言につきます。

Photo
そんな嬉しいこともあり、でも毎日はそう簡単に過ごさせてくれない日もあり・・・。

先日ある常連さんと色んなお話になって、私が

「あたしが出会った人は信じたい。信じたい気持ちが疑いを産むこもあるからしんどくて。
でも、あたしは接客という仕事を選んでいる以上、あたしが一度でも素敵だと思った人やことは信じたいの、馬鹿でしょ~。」
と言うと、

「どうかそのまま泥臭い、人間臭い店長でいて欲しい。でないと、来ても面白くないから。」と言うてくれはりました。

その日は、入って未だ8ヶ月のスタッフが
「店長ね、わたしね、荒れた言葉をどれだけ言われてもきっと辛いことがあったんだと思うと、許せちゃうんです。何だか店長がうつってきたみたいです。」
と、とんでも素敵な言葉を言い放ってそそくさと帰ってゆきました(笑)

うちのお客様も姫たちも本当に素晴らしいと感激してしまいました。


出来れば過去は振り返らないほうが良いのかも知れないけれど、一旦生まれてしまったモノや感情は無かったことに出来る方が変な話だと思うのです。
ただ、それを「水に流す」ことは出来てもね。

水に流すというのは完全に忘れ去るのではなく、そこにかつて在ったことを過ぎ去ったことと許してゆくものだと思います。
でも、そこには隠さない感情がなければ水に流すことは出来ないのです。
悲しみや怒りは隠せば隠すほど、大きくなってそこに居座ってしまうからです。


「生まれ出でた者為に」

そうやって泥臭く土臭く、やがて土に還る身のわたしであるのなら、生まれたものに対して情愛をもってゆきたいと思います。


その気持ちがスタッフに伝わって、大切なお客さまを大事にしてくれればと願う毎日です。


たかが飲み屋。
されど飲み屋。
ある時はうなずき、ある時はそんなんじゃ駄目よ言いながらも
その重い荷物を少し軽くして欲しいだけ。

生まれたものは許しあって支えあって生きてゆかねば、せっかく人に生まれて来たのですから。






*「虎姫」は近日入荷いたします。先日入荷した分はその日に完売いたしました。
ご了承くださいませ。

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2010年11月 8日 (月)

ダライラマ14世とお酒を愛する人

いきなりタイトルにダライラマ14世なんか出してしまいましたが、
昨日、東京からいらしたフリーライターの内田さんとそんなお話になったので・・・。

彼は先々週、滋賀の取材に来られてサムライガールをネットで見つけてご来店頂きました。
その日はわたしはお休みだったので、お話が出来ませんでした。
でも、彼がmixiでわたしを発見してくれていたので、コンタクトを取る事が出来たわけです。

8日に奈良でダライラマ14世がお話をされるのを聴きに行かれるそうです。

わたしにとってのダライラマ14世は『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(Seven Years in Tibet)という映画が入りで、書籍はちょっとだけ読んだことがあります。(ミーハーなんです)
チベット密教についてはその少し前にある人から色んな話をしてもらったことを覚えています。

ダライラマ氏については色んな意見があるのでしょうが、実際お会いしてないので解らないのですが、氏の言葉には惹かれるものがあります。

1.大きな愛や仕事には大きなリスクがつきものだということを考慮にいれなさい。

2.あなたが勝利を失っても、そこから学んだことを失わないようにしなさい。

3.あなた自身を敬う気持ち、他の者を敬う気持ちを持ち、あなたの行動に責任を持ちなさい。

4.あなたが欲しいものを得られないということは時としてすばらしい幸運のめぐり合わせであることを忘れないように。

5.適切にルールを破る方法を見つけるためにルールを学びなさい。

6.小さないさかいが尊い友情関係を傷つけることを放っておかないように。

7.あなたが間違いを犯したことに気づいたときには、それを正すための手を即座に打ちなさい。

8.毎日いくらかの時間は一人で過ごしなさい。

9.変わることに寛容であっても自分自身の価値観を失わないように。

10.沈黙は時として最高の解答だということを忘れないように。

11.良き真実の生を生きなさい、そうすればあなたが年を経て振り返ったときに、あなたは再びそれを楽しむことが出来るでしょう。

12.家庭での愛にあふれた雰囲気はあなたの暮らしの基盤となるものです。

13.好きな人と口論になったときに、現在の状況だけについて問いなさい、過去のことは持ち出さないように。

14.あなたの知識を分け与えなさい、それが不死に達する道です。

15.地球を優しく扱いなさい。

16.1年に1度は以前にあなたが行ったことのない所に行きなさい。

17.最高の人間関係とはお互いを愛する気持ちのほうが、お互いを必要とする気持ちよりも勝るものであるものだというこを忘れないように。

18.あなたが成功を得るために諦めなくてはならなかった物によってあなたの成功を判断しなさい。

19.愛と料理には奔放に当たりなさい。



内田さんはとっても興味深く滋賀のお酒を呑んでくれはりました。
うちのお店には14蔵43種類の滋賀の日本酒があります。
そのお酒を呑みながら、何故か「市川昆作品の金田一シリーズ」について語り合って楽しかったです。

それよりもまた、もう一度ダライラマの言葉に触れる機会を与えてくださったことに感謝。

わたしはまだまだで、道のりは遠いのだと改めて感じた日。
ただ「それでいいんですよ、ブレたら良さが無くなる」というある方の言葉が胸に染み付いています。


「良き真実の生を生きなさい、そうすればあなたが年を経て振り返ったときに、あなたは再びそれを楽しむことが出来るでしょう。」


わたしにはそれしか残されていないように感じます。

良き酒を奨め、真実の言葉で接する。
それが全ての始まりだったわけですからね。




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2010年11月 5日 (金)

プライド~村祐とJAZZときみのきもち~

「プライドが高いのとプライドを持ってることは雲泥の差がある。」

そう感じた一週間でした。

先ず先週末、とある大学の先生がお連れになった人はNHKのみんなのうたの8月9月に
流れていた「きみのきもち」のサトシンさん
新潟のご出身で日本酒をこよなく愛する優しい方でした。
絵本作家で「おてて絵本」を広めてはります。3


で、質問されたのは
「このお店をどうしてしようと思ったの?あなたはどんな風に今まで過ごして来たの?」でした。
ああ、この人はちゃんと「ひと」を見てるんだと。
だから「優しい」を連発してしまい、「何で優しいって言うの?」と笑ってはりました。
サトシンさん、先生、本当に有難うございました!

1日は金亀ライブのお手伝いで豊郷にスタッフ8名で向かいました。

では、マニア?にとってはたまらないお宝写真を・・・。

4 新潟「村祐」蔵元と近江「七本鑓」蔵元の2ショット!

どちらも今を駆け抜ける若手蔵元です。こんな機会ないでしょ~っとお写真を撮らせてもらいました。
他の蔵のイベントに参加する優しさと大きさを持つお二人に感激。

渡辺貞夫クインテット2010 LIVE IN 蔵しっく館11
本当に本物ってこうなんだってのを聴いた夜でした。
音というのはその人の「生き様」が乗ってくるんだと。
その通り、紳士で色気があって優しい方でした。

打ち上げでの彼の「子供たち」に対する想い。
ファンの人への感謝を目の当たりにしてプロフェッショナルには
「こう有るべき」だとか「こうであらねばならない」なんて垣根は無いんだと感じました。

ただ単純に優しい。それだけです。
それがプライドを持っている人だからこそ、しなやかな強さを持ち得ているのでしょう。


全てがはねた後、「金亀蔵元と村祐蔵元」の盟友お二人はどこかの飲み屋さんに消えてゆかれました。
その盟友たちは、涙を流したりクダラナイ冗談で笑いあったり、相手を思い遣る気持ちに溢れていて、見てるほうが優しくなれる瞬間でした。2_2


男が丹精込めて醸した酒を、女が売る。

そういうお店でこのお二人は愉しんでお酒を呑んではりました。
お互いを称えながら。



打ち上げの時に久しぶりに「村祐」を呑みました。
15度というアルコール度数なのに、旨みがあって爽やかにきれる。
素晴らしい造りで脱帽。
認めることはプライドの一つ。素晴らしいものは素晴らしい。

また村祐仕入れます!!!

サトシンさんといい、村山さんといい、新潟に染まった一週間でした。


Photo_2 

「村祐」 村祐酒造株式会社



*お知らせ*
11月6日の夜はキャンドルナイトです。
「結び」がキーワードの今年のキャンドルナイト
是非お越しくださいませ。

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2010年9月13日 (月)

ここから世界に繋がる

先週末は驚きの出会いをさせて頂きました。

先ず、金亀の岡村さんがお連れになったのが、あの!!!!!
「村祐」の村山専務だったんです!
Photo
ダンディだったんで実は驚いた次第です。この写真は次の日の金亀ライブでの一枚。
店内で写真を撮り忘れたのでお願いしたら「では一緒に!」と撮って頂きました。
初めて「村祐 純米吟醸」を飲んだときの驚きを思い出してしまいました。

たしかこのブログにも書いてあったはず・・・。がっ!その直後に「長寿金亀白80」に出会い、
村祐にも負けてない味と書いたと思います。
いいや、書きましたね!だってその直後に岡村さんから村山談聞きましたもの。
素晴らしいジョークのセンスの持ち主だと感服した記憶があります。

そこで村山氏とお話したのは「今の日本酒はどこの蔵も一様に美味しいが知名度に欠ける」ということでした。
切り口を変えることは時に「CRAZY」だと評されることが多いですが、初めの賛同は僅かでよいのだと思います。

その小さな浪が大きなうねりになれば良いのです。

久しぶりに「村祐VS金亀」をしようと思います(笑)

翌日の土曜日は金亀でライブ鑑賞。うちのスタッフとお客様とで参りました。
このライブのプロデュースをしてはるのが陶芸家でもある村長泰如氏。
村長氏の労力に脱帽です。

毎回すごいゲストで今回はあの「山下洋輔氏」と「竹内直氏」のコラボで、
本当に贅沢な会でした。

Photo_2

ピアノのJAZZを生で聴いたのは初めてで感動いたしました。
竹内さんを前回聴いてすっかりファンになったわたしですが、今回も心臓に響く音で素晴らしかったです。
村長さんが山下氏と竹内氏にわたしをご紹介頂いたときの事ですが、
山下さんが、

「サムライガールズでなくて、Samurai girlなんだね!」と2回もおっしゃいました。


これはわたしが開店からずーっと違いますと言い続けてることだったんで驚きました。
「サムライガール”ズ”ではありません」と。

感性がやはり人とは違うのでしょう。これにも感動。


そして、最後の週末の嬉しい出会いは「東京のお客さま」
金亀の園田さんがライブの合間に一組のご夫婦を私の元にお連れになりました。

わざわざ「Samurai girlに来るために近くのホテルを取ったのです。」の言葉に感動。

若いながらも素敵な二人はお店に来られたらもっと素敵で、
うちの未熟なスタッフにも同じ目線でお話して頂いて感謝感激でした。

何よりも「滋賀の旅の最後に来たいお店」と言って頂き、本当に有難うございました。

素敵な出会いはあの一枚のドアから始まります。

本当に日々、普段のお客さまに支えられていると痛感しました。
それをいつも以上に感じさせてくれたお二人に感謝です。

あの一枚のdoorは世界に繋がっているのですね。




Door





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2010年9月 1日 (水)

9月のお休みのお知らせ

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9月のお知らせです。

6日・13日の月曜日がお休みです。

宜しくお願い致します。

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2010年8月24日 (火)

四年四ヶ月ぶりの広告

明後日、フリーペーパーに弊店の変な広告が載ります。

四年と四ヶ月前にお店を開店させてから、久しぶりの広告です。

この四年間ちょっとの中で何が変わったのかと聞かれると、「実は何も変わっていない」という返事しか出来ません。
変な広告にはその変わっていない気持ちだけがあります。


前のお仕事でも極力「広告」をしない集客を目指して来ました。
それでも、今のお店よりは定期的に宣伝広告は入れていました。
この前の上野のイベントでcifaに
「cayoさん、イベンターになったら!?」なんてお褒めの言葉を頂戴いたしましたが、
なかなかどうして、本人は苦手だと感じているのです。

先日もAYAのお別れイベントでかなり冷静にはっちゃけてしまい、
あるお客様からは「飲んでるんか!?」なんて驚かれておりました。


飲まなきゃやってられないのはお客さまサイド。
飲まずに愉しんでもらうのがこちらサイド。
これが接客の基本だと思っています。


ただこのお商売、所謂「水商売」というカテゴリーで生きてるわたしとしては、
水は流れなきゃ腐ってしまうというのが信条です。
常連さんもchance gest の方も入り交ざってこそのお店作りだと思います。


取材とかでは雑誌に載ることもあり、それも日ごろから支えてくださる皆様の後押しのお陰だと感謝してきました。

四年と四ヶ月ぶりの自分発信。
長すぎたかもしれません。


それでも、「受身」である商売だと思っています。





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2010年8月10日 (火)

適切でテキトーな空間

ここ最近、お店の空気について考えることが多いです。

私の前職は「カラオケ屋さんの店長&飲食店のマネージメント」でした。
その職は10年ほどで、それ以前はスポーツ関連のお店の運営に携わっていました。
まぁ、どちらもお客様と蜜に接する機会が実は少なかったのが事実です。

このお店を開店させる時に「適当な空間」を作りたいと思っていました。
適当に真面目な話をし、適当に馬鹿をする。

最近はどうも真面目が多いような気がして「これじゃあ、駄目ね」と思うのです。

クダラナイ話をしたりすることって気持ちイイと思うのは私だけでしょうか。
本当の真面目を知ってる大人は実は自分が如何にクダラナイか知ってる人だと思うんですね。

だから、時々「水を掛けちゃう」んです。スタッフに。
本当に水を撒き散らすんで、驚かれますがスタッフは「楽しい」って言います(笑)

ここにも何だか解んないような小難しいことを書くことが多く、
それはそれで本当のことだから仕方が無いのですが、本来のお店作りという点においては
それで良いと考えています。
ただ、最近はお店が真面目方向に振りすぎて面白くないと感じます。


一応禁止事項の下ネタも「キャラが合っていれば」OKなんです。
その人が大人であるなら自分のキャラを知ってるはず。
気持ち悪いと感じるのは笑えない下ネタでしょ。

テキトーで下らなくて、でも適切な場所。
もう一回そこに帰ろうとしています。


だから、ある程度「大人の常識」を持ったお客さまが多いのです。
たまに「レッドカード退場」を言い渡さなければならない時もあります。
でも、受け入れる側にも受け入れる範囲が存在するので仕方ありません。




そんな感じで原点回帰です。

Img_0669_2 *この画像は三周年の時のものです。場所が違います。スタッフも入れ関わってます。あしからず*

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2010年7月10日 (土)

”改めてという作業”そして「不老泉参年熟成」

昨日は金曜日にも関わらず、とってもまったりし過ぎた店内で思い切って「ミーティング」を致しました。

お客様へのサービスのあり方、これからのお店のあり方、私を含めての反省すべきところetc・・・。
話し出したら止まらない女子トークでした。
全くの男子禁制(オカマならOKか飲食店関係者)なら参加歓迎という状態で。

新人の女子が「日本酒飲んでみたいです!」という嬉しい申し出に、わたしのお勧めを次々に出しました。
不思議なもので全く日本酒を飲んだことも無い若い女の子でも、
「あ、この味は舌に残ります。でも、こっちはかーっと来るけど無くなります。」というのです。

「それを”キレ”というのよ。」と言うと嬉しそうに「これが店長の言ってるキレなんですね」とご納得。

別に若い子に無理に日本酒を飲めという強制ではないのに、そこに「興味」があって飲んでみたいという能動的な発言が素晴らしいことだと思います。

ある子は「大治郎が凄く美味しい」と言い、「七本鑓が好きです」と言う。

上野のイベントの打ち上げでも「日本酒って美味しいですね」と言ってたスタッフがいました。


『改めて』という作業。


人は忙しい時や混沌としている時には色んなことを忘れがちです。
モノゴトの本質を知りながら、ただ忙しければ結果オーライにしがちです。
忙しく無くなった時にその本質はむき出しで襲い掛かって来ます。
そんな時にこそ、立ち止まって、

『改めて』という振り返りを行ってきました。
その本質から逃げないように。

クラスタのような間違いは日常的に起こります。人はそれを蓋する作業を優先しがちです。
何が駄目で何が良いのか。それはその「箱」それぞれで人の真似をしようとしても無理なこともあります。
だからこそ、自助努力を怠ってはいけないのだと思います。

可愛い若いスタッフはわたしを助ける三銃士のようなもの。
ナイトの称号ではなく「レディの称号」を授けたいぐらいです。

小さいお店も、
中小企業も、
大企業も、
農業も、
そこに従事するものの頭がその本質に向き合ってこそ、行くべき道しるべを知ることが出来るのだと信じています。

私たちが出した答えは「改めてお客さまの楽しみに想いを馳せる。」ということでした。


そして「改めて不老泉参年熟成」をスタッフに勧めました。
程よい酸味と初対面の衝撃のようなパンチある味、その後はサラッと何も無かったかのようなキレ。

山廃仕込の参年熟成の深い味わいに酔いしれてみては如何でしょうか。
Photo_2 上原酒造「不老泉 参年熟成 山廃純米」

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2010年6月29日 (火)

七月の営業のお知らせ

七月の営業のお知らせです。

19日(月曜日)はお休みです。


宜しくお願い致します。


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2010年6月22日 (火)

愛しき人へ

滋賀から荷物を運び、東京までの道のりの中で多くの人に支えられていると痛感しました。

先ず「増本藤兵衛酒造場」の増本さんには行きも帰りも運転してもらい、市田邸でも準備を手伝って頂きました。

Banana Stageの森谷さんも機材を持ち込んで一緒に来ていただきました。
アートパネルの展示はこの人なくしては時間が3倍かかったと思っています。

そして、けんちゃんとけんちゃんの奥様も本当に打ち合わせの段階からこの会の成功を一番想ってくれていたと感謝しています。

2 Photo_2 9_2

今回、この会にはお酒関係以外の方の協賛を頂きました。
アートパネルを提供貸出ししてくれはった井上仏壇店の井上社長は「滋賀の催しを何らかの形で後押ししたい。」と言ってくださり、非常に美しいアートパネルが市田邸の床の間に飾ることができました。

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また、花しょうぶ通り商店街の「しょうぶ屋」の目加田社長も快く協賛してくださいました。

そして、今回歌を歌ってもらったCifaとの縁の元は、わたしが23歳から父親の店を任されていたときから可愛がって頂いてる TERRY・FUSO・YOSHIDA氏がもたらしてくれました。

Cifaにお願いしたのは昭和の歌謡曲。そして、彼女のオリジナル「道」の四曲でした。

「港の見える丘」「星影の小径」 「逢いたくて逢いたくて」 Cifaオリジナル曲「道」

実は3月にとても素敵なバイオリンの方に演奏を依頼していましたが、急遽事情がありキャンセルになってしまいました。
その少し前から、今年のイベントについて開催を延ばすか断念するかの瀬戸際におりました。

でも、ある時にある方のDVDを見せてもらった時に心に固く「今年も頑張ろう」と誓ったのが本当のところです。

そして、直ぐにCifaに電話をしたところ、彼女は二つ返事でOKしてくれたのです。

「十六夜」は「ためらい月」とも言うのですが、私はいつもためらってばかりで、それでも協力してくれる人に支えられて今日生きています。

「十六夜の月」は満月の十五夜が少し欠けた状態の月のことを言います。
自分が欠けていること。
相手も欠けているからこそ愛おしいのだということ。
ものづくりも、未完であるからこそその作業は続いてゆくのだということ。

お店を開店させるときに何故かクリムトのヌーダヴェリタスの絵を貼り付けて、事業計画書をそのまま銀行に出しました。
そこに「万人に好まれようとすることは罪悪だ」というシラーの詩を添えて。

広くみんなに愛されることや愛することは、本当のところでは、少数の人たちの満足から始まるという意味です。
ひとりの人を想い作ったものが、やがて皆に愛される。

たったひとりで良いのだと思うのです。そこから道は開けてゆくのだと思います。
私はこのことを「Active minority 」という言葉と共に出会いました。



愛しき人へ

たくさんの感謝といっぱいの愛を込めて

近江十六夜の会 今年はこれにて終宴でございます。

新たなるテーマに出会い、人に出会い、来年も皆様にお会いできますことを切に願っております。



ありがとうございました。


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